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30年以上の歴史を持つカセットタイプの「ウォークマン」が販売終了、CDやMDタイプは販売継続


1979年に第1号となる「TPS-L2」が発売され、30年以上の歴史を持つソニーのポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン(Walkman)」のカセットテープ対応モデルが販売終了となったことが明らかになりました。

フラッシュメモリを採用したモデルが主流となって久しいウォークマンですが、CDタイプやMDタイプの販売は継続するそうです。

詳細は以下から。
「カセット」ウォークマン販売終了 デジタル化で30年の歴史に幕  - MSN産経ニュース

産経新聞社の報道によると、ソニーは録音に使うユーザーなどに向けて細々と販売が続けられていたカセットテープ対応の「ウォークマン」の国内販売を終了することを明らかにしたそうです。すでに今年4月末の段階で最後の5モデルの出荷を終えており、店頭の在庫が順次なくなり次第、姿を消すことになるとのこと。


なお、カセットテープ対応モデルが販売終了となっても、CDやMDに対応したモデルは低調な売れ行きではあるものの、当面生産および販売を続けるとしています。

ちなみにソニーは今年3月末まででウォークマンを約2億2000万台売り上げており、国内メーカー各社がポータブルオーディオプレーヤー事業から撤退した現在も、デジタルノイズキャンセリング機能をほぼ標準搭載したモデルを投入するなどして、AppleのiPodシリーズとシェア争いを繰り広げています。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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