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「CDMA2000版iPhone 4」の布石か、CDMA2000陣営最大手のVerizonがiPadを販売開始へ


日本ではKDDIが採用している通信方式「CDMA2000」をサポートしている携帯電話会社の中でも最大手となるアメリカの携帯電話会社、VerizonがiPadを販売開始することが本日発表されました。

3GモデルのiPadがサポートしている通信方式は「W-CDMA」ですが、意外な方法で販売にこぎ着けています。

詳細は以下から。
Verizon Wireless Offers iPad at Stores Nationwide on October 28

Appleのプレスリリースによると、Verizon Wirelessが10月28日からアメリカ国内でiPadを販売するそうです。


VerizonはWi-Fi対応モデルのiPadと、同社の回線を利用して無線LAN機器を最大5台まで同時にインターネット接続できる「Verizon MiFi 2200 Intelligent Mobile Hotspot」というモバイルWi-Fiルーターのセットを販売することで、iPadで通信サービスを利用できるようにするとのこと。

モバイルWi-Fiルーターとのセット価格は、16GBモデルが629.99ドル(約5万1300円)、32GBモデルが729.99ドル(約5万6500円)、64GBモデルが829.99ドル(約6万7600円)で、月額20ドル(約1630円)からのデータ通信サービスが提供されます。

なお、早ければ来年1月にもVerizon向けにCDMA2000をサポートしたiPhone 4が登場するのではないかという情報が今年6月に関係者によって明かされているほか、台湾メーカーのPegatron Technologyが11月には生産を開始するという情報もあるため、iPadの販売はCDMA2000版iPhone 4への布石ではないかという考え方もできるようです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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