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ウィルコム、ソフトバンクの傘下となる更生計画案を裁判所に提出


ウィルコムがソフトバンクの全額出資子会社となる見通しであることを日本経済新聞が10月12日に報じましたが、本日、ウィルコムがソフトバンクの傘下となる更生計画案を裁判所に提出しました。

詳細は以下から。
(PDFファイル)更生計画案の提出に関するお知らせ

ウィルコムが先ほど発表したリリースによると、今年3月12日に東京地方裁判所から更生手続開始決定を受け、裁判所の指導監督のもとで事業の更生に向けて取り組んできた同社は、本日更生計画案を裁判所へ提出したそうです。


更生計画案の基本方針は、多額の設備投資を必要とする2.5GHz帯を用いた次世代高速通信サービス事業「XGP」を吸収分割することで切り離し、PHS事業の維持と発展に注力するというもの。

現在の発行済の株式および新株予約権については全てを無償取得・消却するとともに、新たにアドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合(AP)がサービスを提供するAPW投資事業有限責任組合(APW)に向けて30万株の普通株式を発行した上で、8月2日に管財人がソフトバンクと締結したスポンサー契約などに基づいて、ソフトバンクがAPWから全株式の譲渡を受けるとのこと。

現時点での更生債権は約1671億円ですが、原則として6年間の均等分割弁済を実施するとしており、取締役としてソフトバンクモバイルから取締役や監査役を選任するほか、代表取締役にソフトバンク取締役 兼 ソフトバンクモバイル 代表取締役副社長の宮内謙氏を選任する予定。

また、更生計画案については今後、裁判所によって決議に付する旨の決定がなされた後に、債権者各位に送付されることとなるそうです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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