取材

カモを好きなだけ食べることができる「鴨しゃぶ食べ放題」をしている「しゃぶしゃぶ温野菜」に行ってきました


焼き肉食べ放題とかしゃぶしゃぶ食べ放題というのは聞いたことがあっても、「鴨しゃぶ食べ放題」というのは聞いたことも行ったこともなかったので、ぞろぞろと連れ立って「しゃぶしゃぶ温野菜」に行ってみました。

1人前90分で3280円(公式サイトのクーポンを使うと2980円)となっており、鴨だけでなく豚・牛も食べ放題、さらにだしも「鴨だし」を選ぶことが可能で、野菜・つみれ・ごはんなどなども食べ放題という感じになっています。

というわけで、試食レビューは以下から。
しゃぶしゃぶ 温野菜 / 期間限定秋メニュー
http://www.onyasai.com/grandmenu/autumn.shtml

やってきたのはここ、お初天神店


2階へ移動


看板を発見。「カモがネギしょって温野菜にやって来た」「美味しいカモ」ということで顔文字付き。


これがその鴨しゃぶ食べ放題。九条ネギを巻いて食べろ、ということらしい。鴨だしは白金台高級和食「堀兼」監修ということで、妙に本格的。


鴨だしを含めて5種類あるだしから選ぶことができ、今回は「鴨だし」と「湯葉豆乳鍋だし」にしました。


なお、これだけのメニューが全部食べ放題です(真ん中右にあるきのこ全種食べ放題はさらにプラス500円)。ちなみに鴨肉は台湾産&ブラジル産、牛肉は北米産の肩ロースと豪州産旨み牛(加工牛、赤身肉にあとからさしを入れてあると思われる)、豚肉はアンデス高原豚ロースとチリ産カルビ、鶏は北海道産もも肉です。


だしの味でそのままむしゃむしゃするもよし、ポン酢を入れるも良し、ラー油とかニンニクとかもあります。肉と野菜が出てくるのをしばし待ちます。


これが鴨肉。


しゃぶしゃぶなので当然ですが、ぺらんぺらんです。


ぺらーり


次は豪州産旨み牛。加工牛ですが、結構いけそうな予感。


豚ロース。容れ物の模様が透けて見えるほど薄い。


豚カルビ。これも超薄い、さすがしゃぶしゃぶ。


野菜とかいろいろ。


つみれ


ぎゃーぎゃー言っている間に鍋登場。左が鴨だし、右が豆乳だし。


ではいざ尋常に……


まずはカモから。


しゃぶしゃぶ……と。


できたっぽい


……いくらなんでも縮みすぎではないだろうか。


加工牛の方はなんだかデラックス


一方のカモしゃぶ……あれ?


いろいろと試行錯誤した結果、一度に何枚もどばっと箸でつまんでしゃぶしゃぶする方が食い応えがあって「おお!確かに鴨しゃぶ!」という気分になれます。てっちりみたいな感じでざらっとヨコからすくってしまう感じで行くとグッドです。


なんだか牛丼みたいな感じですがこの方がウマい。


段々と鴨しゃぶと言うよりは、鴨鍋みたいなことになってまいりました


カモはそもそもダシが濃厚に出るので、しばらく放置し、さらに濃厚な鴨ダシにしてみることに。


出し殻になってしまったかのような鴨肉たちを救出。しかしこれが実においしい。適度に脂が抜け、ダシの味が絡まり、非常にグッド。一度に5人前とかずつ頼んでもあっという間に消えていきます。これはいける。


が、注文のペースが早すぎたのか、段々と鴨肉のバランスが崩れていくことに……これ、脂身多すぎでは……。


あとどういうわけかどんどんとダシの量に差がつき始め、なんだかおかしなことに。


もはや決壊寸前の勢い


当然ながら野菜を入れてもうまい。鴨肉のダシがうまい具合に野菜と絡まり、なおかつ鴨の脂をしゃっきりぽんと洗い流してくれる感じで、これは最強の組み合わせ。


個人的にはワンタンとウインナーもカモダシに非常に良く合いました。お肉大好きっ子にはおすすめ。


鴨南蛮というのもあったので注文したところ、麺が到着


どさどさ。これは正直、かなり煮込んで煮込んで煮込みまくって初めて成立するような感じの麺で、中途半端な状態ではむろんアウト。表面にカモダシは絡まってはいるのですが、90分という時間制限の中ではどうしても火が通り次第すくい上げてしまうため、これを食べるぐらいなら鴨肉をどんどん注文した方がよいです。


一方の豆乳ダシは……なんだかホワイトシチューみたいな雰囲気に。


これはこれでアリ


で、値段相応の価値があるかというと、とにかく鴨肉を食いまくりたい!牛や豚なんてどうでもいい、とにかく鴨肉だー!という人向け。コツは一気に大量に注文して一度にどっさりと沸騰したダシに通すこと。あるいは、同じく大量に注文してどかどかと放り込んで鴨鍋にしてしまうこと。ぶっちゃけ、鴨鍋状態にしてグツグツと鴨からダシを抽出しつつ、野菜やほかの肉を入れて味わうのが正解。「しゃぶ」ではなく「鍋」なんだと割り切った方がお得感は倍増します。どかっと入れて、どかっと食う、そうやって初めて本領発揮!という感じでした。

なお、この鴨しゃぶ食べ放題は10月19日(火)まで、※売り切れ次第販売終了とのことです。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse

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