マイクロソフト起死回生なるか、「Windows Phone 7」予告編ムービーが海外ですごい反響

AppleのiPhone、そしてGoogleのAndroidの陰に隠れて姿が見えなくなってしまっているマイクロソフトのスマートフォン向けOS「Windows Phone 7」、その予告編ムービーとも言えるものがイギリスのマイクロソフトによってYouTubeで公開され、ありとあらゆる意味でものすごい反響を海外で生み出し、既に現時点で再生回数が22万回を突破しています。

よくよく考えると既に「バージョン7」というところから考えても、このスマートフォン市場で実はマイクロソフトは先駆者であり、なぜその立場をうまくこれまで活かすことができなかったのか不思議でたまらないわけですが、今回の「Windows Phone 7」で起死回生できるのでしょうか？

というわけで、一説によるとWindows Phone 7の宣伝費に5億ドル投入とも言われていますが、その宣伝の一端を見てみましょう。再生は以下から。
YouTube - Secret Cinema: Lawrence of Arabia Windows Phone 7 Trailer

地平線の向こうで何かがゆらゆらとしています

次第にゆっくりと姿を現す何か……

モノリスではなく、どう見てもスマートフォン

「The Revolution is coming...」、つまり「革命、来たり」みたいな感じ。

かなり大げさですが、それだけの自信があるということなのかも。

以下が公式サイトです。

Mobile Operating System | Mobile Devices | Smart Phones | Windows Phone 7
http://www.windowsphone7.com/

これだけ期待させておありまくるようなムービーはともかくとして、実際にはどのような感じなのかというプロトタイプのWindows Phone 7をさらっとレビューしたムービーが以下にあります。

まずは「Bing」のマップ機能。

YouTube - WP7 - Bing Maps

次はOfficeのユーザーインターフェース。

YouTube - WP7 - Office UI

カメラ機能も。

YouTube - WP7 Camera UI

写真閲覧はこうなります。

YouTube - WP7 - Pictures Hub

これだけだとその実力が「？」なわけですが、以下のムービーレビューは再生時間が20分と長いだけのことはあり、非常に秀逸なものとなっており、「もしかしてWindows Phone 7って結構まともなんじゃないだろうか……？」と思わせてくれます。

YouTube - Windows Phone 7 Technical Review full walkthrough

ちなみにマイクロソフトは以下のようなムービーを作って公開しており、マイクロソフト的にはもうちょっとスタイリッシュというか、かっこよさげというか、そういう感じのものを目指しているようです。

YouTube - Windows Phone 7 Features Video