アート

路上に突如現れる動物たち、毛皮をリサイクルして作られたストリートアート


女性アーティスト集団「neozoon」による、毛皮をリサイクルして作りあげたストリートアートを紹介します。

もとは女性用のコートなどに使われていた毛皮を動物の形に切り抜き、路上の壁などにはりつけています。まるで動物たちが街の中に紛れ込んでしまったかのようなかわいらしく不思議な世界観ですが、使われている素材のことを思うとちょっと考えさせられてしまうものとなっています。


詳細は以下から。neozoon: fur recycling

ぱっと見、まるで本当に犬が群れをなして駆けているかのようですが、これが作品。シルエットを毛皮で作るだけで、平面でもこれほどリアルさが出るとは驚きです。


近づいてみるとこんな感じ。おそらくキツネの毛皮で作られていると思われます。


いろいろな動物たちが行進しているかのようです。


黒猫たちの集会も、いきいきと再現されています。


毛皮、と聞いてまず思い浮かぶであろうヒョウのものも作品には使われています。毛皮の色合いのせいか、ほかのものよりもリアルさに欠けますが、毛皮で動物の姿を作り出すというテーマには1番沿っている素材なのかもしれません。


ヒョウ柄のプードル。おしゃれなインテリアになりそうな取り合わせです。


廃屋の壁にずらりと並んだ動物たち。


街角に現れたクマたち。ラクガキのある壁に設置されていることで、どこかさみしさも感じてしまいます。


最後はこれまでのものとは少し手法が異なり、毛皮を立体的に丸めて、まるで動物が木によじのぼっているかのように見せている作品。サルやクマ、コアラなど、いろいろな動物に見えてきてしまうから不思議です。

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in アート, Posted by darkhorse_log

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