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計り知れない価値を持つ、ディズニーのあらゆる秘宝を収集した「ディズニー・アーカイブ」


ピノキオ」「101匹わんちゃん」といった傑作アニメ映画や、老若男女を問わず夢の世界の虜にしてしまう遊園地「ディズニーランド」などで知られるウォルト・ディズニー・カンパニー。その社内史料コレクションは巨大な倉庫を埋め尽くす膨大なものと言われていますが、一般には公開されていませんでした。

その一部がこの度紹介されたのですが、話題の映画「アリス・イン・ワンダーランド」でジョニー・デップ扮するマッドハッターが被っていた帽子などディズニー映画の小道具の他、1955年に発効されたディズニーランドの第1号チケットなどかなりのお宝がコレクションされており、全部でいったいどれほどの価値があるのか分からないくらいのものとなっています。

詳細は以下。
Column One: Pack Rat in the Mouse House - latimes.com

1966年に創業者ウォルト・ディズニーが死去し、さらにその4年後ウォルトの兄であり共同経営者だったロイ・ディズニーを含む幹部陣が会社を去った後、映画制作事業においてディズニー社は低迷の時期にありました。


ウォルト・ディズニーの死後封印されたオフィスに、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のデイブ・スミスが入室することができたのはちょうどその頃。社史編集のために送り込まれた彼が目の当たりにしたのはまさに「宝の山」とも言える貴重な資料の数々でした。

以来40年近く、彼はディズニーの社史編集・史料管理のために働きその結果は「ディズニー・アーカイブ」というディズニー社の巨大なコレクションへ発展。これらの史料を使った博物館設立についても検討が進められているようです。

これがディズニーランドの入場券第1号。兄のロイ・ディズニーが1955年に1ドル(当時のレートで360円)で購入したもの。


アリス・イン・ワンダーランド」でジョニー・デップ扮するマッドハッターが被っていた帽子もコレクションに収蔵。


ごく初期のディズニーグッズたち。


天井まである棚が並ぶ収蔵庫。現在も入手しては収納というプロセスをひたすら繰り返しているそうです。


コレクションの解説をするデイブ・スミス氏。一人で始めたコレクション管理は、いまや12人のチームで行なわれているそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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