デザイン

透け透けすぎるX線ピンナップカレンダー


1962年にバート・スターンによって撮影された薄いベールを身にまとったマリリン・モンローの有名なヌード写真のように、見えそうで見えないようで目を凝らすと見えるかもしれないという「透け透け」状態は、時として完全に丸見えな状態よりむしろ好奇心をそそるものです。

服が透けているというレベルではなく、セクシーポーズの女性の髪や皮膚、臓器や骨までも透けさせてしまったこのX線ピンナップカレンダーも、普通のピンナップより人の心をかきたてるものとなっているかもしれません。


詳細は以下から。"Pin-up Calendar 2010" print ad for Eizo in Germany by BUTTER.

このカレンダーはドイツで展開されたEIZO株式会社ナナオ)の広告で、ベルリンの広告代理店BUTTER.が手がけました。医療用ディスプレイ装置のPRのため医療関係者に配られたとのことです。

「Pin-Up 2010」の名の通り、壁に掛けて使うタイプのようです。


めくったところ。全裸にハイヒールだけを身につけた女性が、ピンナップによくあるセクシーなポーズをとっています。


グラビアなどで見たことがあるポーズでも、かなり印象が違います。これは1月。


2月。


3月。


4月。


5月。


6月。


7月。


8月。


9月。


10月。


11月。


12月。


これらのピンナップにエロティシズムを感じるか悪趣味と感じるかは見る人次第だと思われますが、「細部まですべて鮮明に映し出す」という医療用高精細ディスプレイの広告としては、わかりやすく気が利いているのではないでしょうか。

なお、撮影の様子を想像して興奮してしまった人もいるかもしれませんが、「Illustrator/CGI: Carsten Mainz」とクレジットされているので、少なくとも部分的にはCGのようです。

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in デザイン,   Posted by darkhorse_log

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