取材

KDDI、ユーザーに無料で「小型基地局(フェムトセル)」を提供するサービスを開始


KDDIが本日行った2010年夏モデル説明会において、電波が入りづらいユーザーのために無料で「小型基地局(フェムトセル)」を提供するサービスを開始することを発表しました。

もともとエリアが狭くない印象があるKDDIですが、これで自宅で電波が入りづらいというユーザーも安心して利用できるようになります。

詳細は以下の通り。
本日行われた発表会の資料によると、KDDIは現在行っているサービスエリアに関する改善希望、情報提供や問い合わせを受付ける「みんなでつくろう!auエリア」をさらに徹底して強化するそうです。

対象となるのはゴルフ場の全国約2350コースに設置されているクラブハウスや約900ヵ所のサービスエリアおよびパーキングエリア、約940の道の駅および商業施設、そして2000平方メートル以上の商業施設、約1万5000施設の全フロアとなり、対応完了は2011年7月を予定。


また、自宅の電波環境改善の要望に対して、原則48時間以内に訪問調査の連絡を行った上で、従来展開している「auレピータ」「簡易アンテナ」に加えて、小型基地局「auフェムトセル」の設置を「auひかり」ユーザーを対象に無料で行うとのこと。提供は1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)を皮切りに、7月1日(木)から開始される予定となっています。


発表された資料は以下。

au携帯電話のエリア対策について〈別紙〉 | 2010年 | KDDI株式会社

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in 取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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