映画「マイマイ新子と千年の魔法」DVDは7月23日発売、初回特典には35mmフィルムのしおりも

先日、アニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」のDVD化が決定したことをお伝えしましたが、そのリリースが7月23日に決定しました。セル版とレンタル版が同時リリースになるとのことで、初回特典は35mmフィルムのしおりとスリーブケース、特典は絵コンテと設定資料集となっています。

詳細は以下から。
「マイマイ新子と千年の魔法」公式サイト（2009年公開映画）
http://www.mai-mai.jp/index.html

「マイマイ新子と千年の魔法」は昨年11月23日に封切りとなりましたが、初動は芳しくなく、劇場での上映期限が来ると延長されることなくどんどんと終了していきました。しかし、興行的には苦戦していてもいい作品であると信じてライターの廣田恵介氏らが上映存続の署名活動を展開。ブログやtwitterでも作品の好評っぷりを知って「観たい」という声が上がるようになり、じわじわと上映館が全国に増えていきました。

しかし、やはり商業的に苦しいとみられたのかDVDのリリース予定は出ず、ファンをやきもきさせていました。そんなDVDのリリースが決定したのは公開から5ヶ月経った2010年4月のことでした。

DVDの初回特典はスリーブケースで、封入特典として世界に1つの35mmフィルムしおりがついてきます。特典としては映画の絵コンテ、および設定ブックがついており、特典映像として監督とスペシャルゲストによるオーディオコメンタリー、ノンクレジットエンディング、メイキング映像(これまで語られなかった舞台裏と、フランスでのメイキング仕様映像)、原画撮影映像集、未公開シーン集、山口放送の特別番組、劇場予告、テレビスポット、舞台挨拶などが収録されています。価格は6090円(税込)。ちなみに、DVD化の決定がつい最近だったため、まだジャケットは制作中だそうです。

映画は現在もロングラン上映が続いており、新宿バルト9と静岡CINEMA eRAでは5月14日まで、新潟の市民映画館シネ・ウィンドでは5月21日まで、シネプレックス新座では5月15日から5月23日まで、ラピュタ阿佐ヶ谷では5月30日から6月5日まで、川越スカラ座では6月19日から7月2日までのスケジュールが組まれています。また、6月のアヌシー国際アニメーション映画祭には「サマーウォーズ」「ONE PIECE FILM Strong World」(以上2作品はコンペ部門)「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」「REDLINE」「よなよなペンギン」とともに公式出品が決まっています。

ひょっとすると、さらにほかの映画館での上映が決定するかも知れませんが、今のところはだいたい映画館で観られなくなった頃にDVDが発売されるというスケジュールになりそうです。