取材

ついにボーイズラブ雑誌が「有害図書」指定、18禁未満への販売や閲覧を禁止へ


by miyagawa

男性同士の同性愛を題材とした女性向けの小説や漫画のジャンルで、古くは萩尾望都の「トーマの心臓(1974年)」や竹宮惠子の「風と木の詩(1976年)」、魔夜峰央の「パタリロ!(1978年)」などに代表される「ボーイズラブ(Boys Love、BL)」ですが、ボーイズラブを専門に扱った雑誌が大阪府で「有害図書」に指定され、18禁未満への販売や閲覧が禁止されることが明らかになりました。

また、この件について大阪府に電話で問い合わせてみました。

詳細は以下から。
asahi.com(朝日新聞社):ボーイズラブ雑誌、R18に 大阪府が「有害図書」指定 - 関西住まいニュース

朝日新聞社の報道によると、大阪府は26日に少年同士の恋愛を題材にした「ボーイズラブ」を扱った漫画が掲載された8雑誌を「有害図書」に指定し、18歳未満への販売や閲覧を禁止することを決めたそうです。

大阪府は書店の売り場などを調査し、少年少女の手に取りやすい場所にあることなどを確認しており、学識経験者らでつくる府青少年健全育成審議会が取り扱いを協議した結果、有害図書に指定し、一般図書と区分した陳列を義務づけることになったようです。

なお、大阪府青少年健全育成条例では、漫画雑誌について「性行為などを掲載するページ数が総ページ数の10分の1、または10ページ以上を占める」ものなどを有害図書に指定していましたが、従来はボーイズラブが「同性愛」という性的少数派を扱っており、「誰もが性的感情を刺激されるものではない」などの理由でこれまで対象外だったとのこと。

大阪府では2008年にボーイズラブ小説を約5500冊所蔵している堺市の図書館が、有害図書指定を受けていないことを理由に18歳未満に貸し出しを行っていたことが問題となっていましたが、今回の有害図書指定により、一定の線引きが行われることになります。

ちなみに編集部で有害図書に指定されることになった8雑誌はいったいどの雑誌なのかについて、大阪府に問い合わせてみたところ、「現在は最終的な手続き中であり、正式に発表されるのは明日になる」という回答でした。

・次の記事
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