ソニーがPS3に3Dゲーム機能を提供開始、VAIO経由でのリモートプレイにも対応

昨年10月に行われた「CEATEC JAPAN 2009」において、ソニーが3D対応液晶テレビ「BRAVIA」とともに3D対応のPS3を展示していましたが、ついに従来モデルを含めたすべてのPS3に3Dゲーム機能が提供されました。

また、今まではPSPまたは一部の携帯電話のみからの対応となっていた、自宅のPS3をインターネットを経由してプレイできる「リモートプレイ機能」が、新たに同社のパソコン「VAIO」にも対応しています。

詳細は以下から。
PlayStation.com(Japan)｜PlayStation3 情報｜システムソフトウェア アップデート

ソニーのシステムソフトウェア情報ページによると、4月22日付けでPS3のシステムソフトウェア「バージョン 3.30」が公開されたそうです。

システムソフトウェア「バージョン 3.30」は「3D立体視ゲーム」に対応しており、3D映像に対応したテレビとPS3をHDMIケーブルで接続することで3Dゲームをプレイできるようになるとのこと。しかし2010年4月22日時点では、PS3向けの3Dゲームは発売されておらず、発売予定については改めて案内するとしています。

また、新たに「リモートプレイ設定」の「機器登録」の項目に「パソコン」が追加され、今後発売されるVAIOでPS3のリモートプレイができるようになるそうです。なお、詳細については5月以降にVAIOの公式サイトで告知される予定となっています。

ちなみにソニーは自社の3Dテレビが発売されるのに合わせてPS3で3Dゲームをプレイできるようにするとされていますが、つまりアップデートで3Dへの対応は済ませたものの、実際に3Dゲームをプレイできるようになるのは3Dテレビが発売される6月からということのようです。