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鉄人・金本知憲選手の連続フルイニング出場記録が1492試合で途切れる


プロ野球・阪神タイガースで活躍している金本知憲(ともあき)外野手は”鉄人”の愛称を持ち、1999年7月21日からフルイニング出場を続けてきましたが、4月18日の横浜戦でスタメンを外れて記録が終了することになりました。のべ連続フルイニング出場は1492試合で世界記録。

日本での同記録第2位は阪神の三宅秀史内野手の記録で700試合ということから、1492試合連続フルイニング出場というのがどれほどすごい記録なのかというのが窺えます。

詳細は以下から。
デイリースポーツ 金本連続フルイニング出場止まる…八回に代打

金本選手は広島出身で、広陵高校から東北福祉大学を経て1992年に広島東洋カープにドラフト4位で入団。大学時代に日米野球の日本代表として活躍を見せたものの、初年度は5試合に出場し3打数0安打2三振と現在の姿からは考えられないようなスタートでした。


活躍を見せ始めたのは入団3年目の1994年からで、1995年からは広島の主力の一人となり、2000年に主力だった江藤智がFAで読売ジャイアンツに移籍してからは4番打者を任されるようになりました。2003年にはFAで阪神へ移籍しリーグ優勝に貢献、以後、不動の主軸としてチームの柱になっていました。しかし、2008年シーズン終了後に膝を手術した影響もあったのか、2009年は阪神移籍後ワーストとなる打率.261、本塁打数21にとどまり、2010年はさらに右肩を痛めたことで精彩を欠き成績は1割台に低迷。4月18日の試合で、自らスタメンを外れると伝えたそうです。

連続フルイニング出場が始まったのは広島時代の1999年7月21日で、2006年4月9日にはメジャーリーグ記録であるカル・リプケン選手の903試合連続フルイニング出場を抜く904試合連続フルイニング出場を達成。最終的に1492試合まで記録を伸ばしました。フルイニング出場は試合の最初のイニングから最後までずっと出場し続けることが条件であり、金本選手はこの間幾度かケガなどをしていますが、代打や守備固めでの交代をすることなく出場し続けていました。

ちなみに、連続試合出場は4月18日の試合にも代打で出たことで続いており、こちらは1998年7月10日以来1638試合で現役1位の記録となっています(歴代1位は衣笠祥雄の持つ2215試合で、世界記録はカル・リプケン選手の2632試合)。

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in メモ, Posted by logc_nt

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