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5つの名店のつけ麺をウーロン茶で口内リセットしながら食べ比べてみた


4月15日から17日まで、5つの名だたるお店のつけ麺が食べられるという食のイベント「大つけ麺博」が六本木ヒルズアリーナで開催されています。なかなか5つのお店のつけ麺を一度に食べられる機会はないので、さっそく行ってきました。

つけ麺はスープがかなり脂っこいものが多いのですが、口内の脂をサントリーウーロン茶でリセットしつつ食べてきました。服部学園理事長の服部幸應氏によると、ウーロン茶は食中に飲んでも食材の味わいを殺すことなく、うまく舌の上などの脂を流し去ってくれるそうで、水や他のお茶に比べてもリセット効果が高いそうです。

詳細は以下から。
テレビ朝日|大つけ麺博

「大つけ麺博」会場は六本木ヒルズアリーナ。前日に比べて最高気温が10度近く下がり、また、天気も小雨交じりで、ちょっと肌寒さを感じる気候でした。


しかし、初日オープンである12時より前からお客さんが行列を作っていました。以前行われたイベントでは、20日間で20万人が来場、15万杯が食べられたそうなので、これぐらいの行列ができるのは当然なのかも。


コレはすべてチケットを買おうと待っているお客さんです。このあと、さらに行列は伸びていました。


開場するとどわっと行列ができていました。


会場には学校法人服部学園理事長で、服部栄養専門学校校長の服部幸應氏が来ていたので、この食べ比べとウーロン茶の効能についてうかがってみました。


GIGAZINE:
今回、「大つけ麺博」ということで5種類のつけ麺が食べられるわけですが、好みのポイントはありますか。

服部:
つけ麺は、普通のラーメンよりも持っているダシの風味を個性豊かに表現できていますね。今回は出店しているお店が個性豊かなこともありますが、それぞれ特徴を出しやすいのかなという気がします。たとえば、豚の脂がしっかり出ているもの、豚ベースだけれど魚介の風味を加えているもの、鶏の脂のものと、いろいろなギトギトがあって、明確に違いが分かるのがいいですね。

GIGAZINE:
2種類以上を食べ比べる時に、コツみたいなものはあるのでしょうか。

服部:
やはり、ウーロン茶です。ウーロン茶のえらいところは、舌の上の脂を流してくれて、口の中がさっぱりリセットされるので、次に移れるというところです。つけ麺やラーメンに限らず、いろいろな料理に合うんですよ。たとえば、イタリアンのピッツァでも、脂を流してくれるので、ウーロン茶はアリなんです。


GIGAZINE:
口内リセット効果は、ジャンクフード類であっても変わらないのでしょうか。

服部:
ジャンクフードといえばコーラ類がつきものですが、日本人というのはもともと食べ物に砂糖を入れなくても食べられる国民ですから、ウーロン茶という選択肢は十分あると思います。

GIGAZINE:
ウーロン茶以外、たとえば緑茶ではダメなのですか?

服部:
緑茶だと香りが強いので、食材に勝ってしまうことがあります。ウーロン茶は発酵した中で生まれた独特の香りがあり、バランスがよくて、いろんな食材の味わいをうまくリセットしてくれるんです。発酵する中で抗酸化物質を生み出すので、脂肪を拭ってくれるんです。

GIGAZINE:
水はどうなのでしょうか。

服部:
水にはタンニンなどが含まれていないので、舌をさっぱりさせるにはちょっと足りないんです。ウーロン茶が口内の脂を70~80%流してくれるとすると、水は20%ぐらいしか流してくれません。ウーロン茶といえば中華料理というイメージがありますが、イタリアンであってもフレンチであっても、もっと飲んでいいんですよ。舌に残った脂や味わいもすべてリセットしてくれます。

GIGAZINE:
なるほど、ありがとうございました。

実際につけ麺を食べ比べつつウーロン茶を飲む服部先生。


つけ麺のように脂っこいものはもちろん、いろいろな料理の時にもウーロン茶はオススメだそうです。


つけ麺は1杯800円で、食べ比べセットはつけ麺2つとウーロン茶付きで1500円。


ということで、我々もつけ麺を味わってみることにしました。これは食べ比べAセット、大勝軒中華蕎麦 とみ田がセットになっています。


つけ麺の元祖・大勝軒。つけ麺はこのお店の店主である山岸一雄さんが作り出したもので、今回は「大つけ麺博」のために自らスープの食材を選定し、元祖の味を見直したそうです。


箸で切れないぐらいごつい巨大チャーシューが特徴的。


味はちょっと甘味と酸味のある、オーソドックスなもの。クドくなく、かといってあっさりしているわけでもない、原点として味わっておくべき味という感じがします。


とみ田は千葉県松戸市にあるお店。連日2時間待ちの行列ができるほどの人気店だそうです。


箸を入れる前からわかる、ドロドロしたスープ。


太い麺にどろっとスープが絡みついています。味は見たままの濃厚さで、魚介風味好きにはたまらない強烈な味わい。


ここでウーロン茶で一服。やはりスープはこってりしているので、リセットするとかなりスッキリします。続いては食べ比べBセット、頑者六厘舎の組み合わせ。


頑者は埼玉県川越市に店を構えており、その特徴はまるでうどんのように太い麺。


そんな麺にぴったりと合う「つけだれ」。


モッチリした極太の麺は食べ応え十分。讃岐うどんのバージョン違いみたいな感じで、空腹時の昼食として食べたい一品。


品川区大崎にある六厘舎。


スープに盛られているのはカツオの粉です。


ネギが多めなのが特徴的です。


もちろん、これだけの魚粉が入ってあっさりしているわけはないのですが、見た目以上に脂を感じさせるスープが自家製の麺にしっかりと絡みついて渾然一体となっています。ムチムチするほどの脂っこさが好きならば、このスープは飲むべき。


最後に控えているのは無鉄砲 無心。関西からの刺客で、店は奈良県奈良市にあります。今回、このつけ麺博出店のために臨時休業してやって来たという気合いの入りっぷり。


スープは大量の豚骨を羽釜(かまどに架けるためのつばの付いた釜)で煮込んで作られているそうです。


ここのスープも超濃厚、そして脂でコテコテ。チャーシューも脂のついた部分が多く使われており、口の中でトロリとした脂を感じつつ、もっちりした麺の食感を楽しめます。


つけ麺を5杯も食べると、いくら量がそれほど多くないといえどもお腹いっぱいになりました。どのお店も見た目以上に脂っこいスープでしたが、ウーロン茶がうまく口内リセットをしてくれたので、それぞれの味を損なうことなく食べ比べることができました。たまにラーメン屋でお冷やではなくお茶を出すお店がありますが、ひょっとするとこのウーロン茶によるリセット効果をわかっていて出しているのかも知れませんね。

大つけ麺博 公式ブログ

テレビ朝日|大つけ麺博

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in 取材,   試食,   広告, Posted by logc_nt

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