PS3で地デジを録画できる「torne（トルネ）」、発売から1ヶ月が経過しても高騰が続く

ゲームをプレイしながらでも地上デジタル放送を録画できる上に、録画した番組をPSPへ転送できるPS3専用地デジチューナー「torne（トルネ）」が3月18日に発売されて、およそ1ヶ月が経過しました。

Blu-rayディスクの再生機能に加えて、DVDをハイビジョン画質に変換できるアップコンバート機能、外付けHDDに収録されたH.264形式をはじめとした各種形式の動画再生に対応するなど、AV機器としても高いポテンシャルを持っているPS3が地デジレコーダーになるという利便性が人気を集め、発売初週の売り上げは6.6万台にのぼっていましたが、高い人気を受けて価格の高騰が続いているようです。

詳細は以下から。
価格.com - SCE torne（トルネ） CECH-ZD1J 価格比較

大手価格情報サイト「価格.com」によると、4月15日11:55現在、PS3専用地デジチューナー「torne」の最安販売価格はメーカー希望小売価格と同額となる9980円だそうです。

価格変動グラフはこんな感じ。3月18日の発売日直前には最安値が1万7000円半ば程度まで跳ね上がっており、発売後も最安値がコンスタントに1万円を超える日が続いています。
価格.com - SCE torne（トルネ） CECH-ZD1J 価格変動履歴

たいていの場合、電化製品は発売されて間もないうちに各店舗が競って値下げするようになるため、「発売当初は高価だった製品も、発売されて1ヶ月が経過するころには手ごろな価格にまで値下がりしている」というケースは数多く見られ、実際にスリム化された新型PS3本体も昨年9月に発売されて2週間でメーカー希望小売価格を3000円以上下回る価格で販売されていました。

しかし、発売開始1ヶ月でようやく最安値がメーカー希望小売価格と同額になり、最安価格で販売している店舗以外はいまだに希望小売価格を大きく上回る額で販売しているというのは、非常にまれなのではないでしょうか。