取材

映画「雲のむこう、約束の場所」キャラクターデザインの田澤潮が監督を務めるアクションファンタジーアニメ「一輪者」


従来の自主制作作品のレベルを遙かに超えたフルデジタルアニメ「ほしのこえ」を制作した新海誠監督が2004年に作った劇場映画が「雲のむこう、約束の場所」です。同作は毎日映画コンクールで「ハウルの動く城」を破ってアニメーション映画賞を受賞するなど高い評価を得ました。

この作品でキャラクターデザインと総作画監督を務めていた田澤潮さんが、動画革命東京で「一輪者」という初の長編オリジナル映画を企画していることが明らかになりました。

詳細は以下から。
その瞬間、私の知らない日常が突然現れ…動き出す。」とメッセージの添えられたメインビジュアル。背景を見ると、どうやら都市が廃墟になった近未来が舞台になっているようですが、男の乗っている一輪バイクのデザインはちょっとレトロな感じ。


ストーリーは以下のような感じ。

地球とよく似たある惑星ーここでは機械生命体が意思を持ち暴走し、至る所で人間の脅威となっていた。ポンコツの一輪バイクで旅をする、世界最後の一輪車<シャリーン>。ある日シャリーンは、機械生命体のミサイルに追われて逃げ込んだ廃墟同然の街で、<謎の少女>に出会う。執拗にミサイルから狙われるため、人を巻き込まないよう長い年月をひとりで生きてきた少女は、突然現れたシャリーンに驚き拒絶するが、マイペースなシャリーンに振り回され徐々に心を開いていく。しかし、少女の感情の変化がミサイルに影響を与え、巨大化させてしまうことに。少女の持つ力は一体何なのか?そして、二人の運命はー?

広がりのある世界観の中でシャリーンと少女の心の交流を描く作品になるようで、ジャンルとしては”痛快アクションファンタジー”だそうです。


アニメーション制作は「ローゼンメイデン」シリーズや「けんぷファー」を手がけたノーマッド。音楽は「はなまる幼稚園」や「Paradise Kiss」の劇中音楽を担当するNARASAKIさんが制作。

「雲のむこう、約束の場所」の高評価の一翼を担った田澤さんが、いったいオリジナルでどのような作品を作り上げるのか、ぜひ劇場で見てみたいものです。

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in 取材,   映画,   アニメ, Posted by logc_nt

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