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記録型Blu-rayドライブの製造コストが下落、7000円前後で製造可能に


従来のDVD(1層4.7GB)を大幅に上回る記録容量(1層25GB)を実現したBlu-rayドライブに対する需要が高まっていますが、DVDと比較してドライブの価格が高いのが普及のネックとなっていました。

しかし記録型Blu-rayドライブの製造コストは下落を続けており、今では7000円前後で製造可能になっているそうです。

詳細は以下から。
OEM quotes for Blu-ray Disc drives fall to US$70-80, say Taiwan makers

この記事によると、OEM(相手先ブランドによる生産)を手がける台湾メーカーが、製造コストの下落を受けて、相手先に自社で生産した記録型Blu-rayドライブを引き渡す際の価格が1台あたり70~80ドル(約6300~7200円)になったことを明らかにしたそうです。


つまりメーカーは7000円程度で記録型Blu-rayドライブを製造できるようになったということのようですが、それでも現在主流となっている記録型DVDドライブの製造原価である20ドル(約1800円)とは大きく差があるため、Blu-rayが主流になるのはまだ先になるであろうとされています。

2008年に電子機器の受託生産や光学ドライブなどを手がけるLITE-ONが、記録型Blu-rayドライブは2011年には最安で50ドル(約4500円)程度に値下がりするのではないかと予測していましたが、今回の単価の下落は予測をある程度裏付ける結果ということになりそうです。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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