メモ

日本でスシを食べるための確実に押さえるべき10のステップ


海外の人たちから見ると日本の礼儀作法はとても物珍しく映るようで、寿司を食べる時の作法が紹介されていました。

日本人から見ると「そこまで懇切丁寧に説明するのか!」と驚いてしまう部分もありますが、海外の人にとってはかなりの気合いを要するイベントなのだということで、ニュアンスなどはできるだけ元のまま残しています。

詳細は以下から。
Top 10: Rules of Sushi Etiquette - AskMen.com

1:「Seiza(正座)」をする


寿司を食べるときは「Seiza」をしましょう。「Seiza」はおしりをアキレス腱(けん)に置くようにする座り方です。「Seiza」は他者に尊敬を表すため、サムライの時代から始まりました。しかしこの姿勢は足がしびれるので、現代の日本ではあまり行われていません。しかしながら、日本人だらけの食事の席で「Seiza」をやってのけたら、一目置かれる存在となるでしょう。ただし、座敷に通された時にだけ行いましょう。椅子の上で「Seiza」をすると、こっけいなやつだと思われてしまいますから注意が必要です。

2:「itadaki masu(いただきます)」と言う


「itadaki masu」にあたる英語の表現はありません。あえて言い換えるなら「すごいね!」と「さて、食事を始めようかな」を組み合わせて一言で言っているようなものです。感謝の念を表すため、このフレーズは食事に手をつける前に言いましょう。そうすれば同席した日本の女の子は、あなたのことをキュートだと思ってくれるはずです。

3:手酌をしない


寿司を食べに行くときの最大の楽しみの一つは、キリン、アサヒ、あるいはサッポロの巨大な瓶ビールです。日本のビールはさっぱりとキレのある味わいで大変おいしいものです。しかし、ここで言うような大きな瓶ビールはぐいぐい飲み干すのが目的ではなく、同席している人々と共有するためのものだと心に留めておいてください。同席する人みんなにビールを注いでから、テーブルにそっとボトルを置いてください。同席者の中で気遣いのできる人が、ビールを注いでくれるでしょう。

4:「omakase(おまかせ)」と注文する。

(photo bymu_0623

寿司職人さん以上に寿司に詳しい人は存在しません。どの魚が新鮮で、旬なのかを知り尽くしています。寿司職人さんが男性ばかりなのは、女の人の手は暖かすぎるので、寿司を作ることができないためと考えられます(編注:女性の職人さんが握ってくれる寿司屋もちゃんとあります)。「Omakase」は寿司職人さんに食事の内容をすべて任せることです。この注文方法なら新鮮な魚を確実に食べられ、また寿司職人さんは「Omakase」と言われることに大きな誇りを持ちます。寿司職人さんがおおいに不満に思っているのは、海外から来るお客さんがまぐろかサーモンばかり注文することです。あなたがいわゆる「通」だということを「Omakase」でアピールしましょう。ただし、「Omakase」の結果、次からはマグロかサーモンしか頼まない状態に戻る可能性も十分ありますが。

5:「Waribashi(わりばし)」を使いこなす


高級な寿司屋では「Waribashi」は使われていませんが、「Waribashi」が提供される店に行ったなら気をつけるべきことがあります。もっとも紳士的な作法は、「Waribashi」を水平に持って割ることです。日本で「Waribashi」が置かれている店は混雑していることが多いので、水平に持った上ではしを折ることで、誰かの顔にひじ鉄を食らわす可能性を減らします。

6:シャリの上に醤油をかけない


シャリの上に醤油をかけないでください。日本の人々は米に途方もなく誇りを持っているため、舌触りがよく微妙な風味があるシャリに醤油をかけると、日本人からは美しいものを破壊するように見えるでしょう。白いご飯を食べる習慣のある国は少なく、なんでご飯に味をつけてはいけないんだと不満に思うかもしれませんが、日本人の心を想像することはできるはずです。

7:ご飯にはしを突き立てない(仏箸をしない)


日本には先祖の墓を訪れる習慣があります。墓の周りを掃き、花を飾り、茶わんによそったご飯にはしを突き刺して置いていきます。このような風習があるため、食事の席でご飯にはしを突き刺すことはやめましょう。

8:食べ物を箸から箸へ渡さない(合わせ箸をしない)

(photo byMigol

日本では、仏教的観点などから火葬によって故人を弔います。焼却が終わったあと、遺族が遺灰を囲み、遺骨をはしで拾い上げ、それをはしで受け渡していきます。この動作を連想させるため、食事の際にはしで食べ物をつかんだまま人に渡すことはマナー違反とされています。

9:米粒を残さない


65年前、戦時下で1杯の米のために殺してあっていた時代には、茶わんの中の米をたった一つでも残したとしたら、よくない意味でセレブであると思われたでしょう。今日の日本でも、米を残すことに対しての嫌悪感は生き続けています。さらに、米を残さず食べることは、寿司職人さんに敬意を表わすよい方法です。

10:「Gochi-so-sama-deshi-ta(ごちそうさまでした)」と言う


「Gochi-so-sama-deshi-ta」とは、すなわち「ああ、なんてすばらしかったんだ!」と言うようなものです。ふつう、賞賛の言葉は心から満足しなければ言わないものですが、「Gochi-so-sama-deshi-ta」は日本の食事の終わりには必ず言う言葉です。寿司職人さんにそう言えば、恐らくお辞儀してくれるでしょう。また、寿司職人さんが昔かたぎの人だったなら「osamatsu deshita(おそまつさまでした)」と答えるでしょう、この言葉は「すみません、私はたいした食事を提供できなかったでしょう」という意味です。内心では最高の寿司を振る舞えたと自負していても、こう言うのです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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