NVIDIA、ノートパソコン向けに「外付けグラフィックボード」の提供を検討


「GeForce」シリーズなどのグラフィックボードで知られるNVIDIAが、ノートパソコン向けに外付けできるグラフィックボードを提供することを戦略の一環として検討していることが明らかになりました。

デスクトップパソコンと比較してグラフィック性能が高いとはいえないノートパソコンですが、これで高画質なフルHD動画でも軽々と再生したり3Dゲームをストレスなくプレイすることができるようになるのでしょうか。

ちなみに上記の写真は2008年にリリースされたものの普及には至らなかったATIのノートパソコン向け外付けグラフィックボード規格「XGP(external graphics port )」を採用した、富士通シーメンスの「AMILO GraphicBooster」です。

詳細は以下から。
Nvidia: External Graphics Accelerators for Notebooks Is a Big Opportunity - X-bit labs

この記事によると、NVIDIAのノートパソコン向けグラフィックボード部門のゼネラルマネージャーのRene Haas氏が、現時点では製品化の予定が無いものの、ノートパソコン向けに外付けグラフィックボードを提供することを絶好の機会であると考えているそうです。

NVIDIAは自社製品の販売戦略として、デスクトップパソコンやノートパソコンなどのあらゆる製品に対してグラフィックボードを搭載させるアプローチを採用していますが、外付けするというアプローチも考えられるとのこと。

これは近年、多くのノートパソコンが高性能のCPUを搭載していますが、グラフィックボードについては、本体サイズの制限や重量の問題、グラフィック性能を必要としない場合もあるという理由で搭載しないノートパソコンが多いためで、Haas氏は外付けグラフィックボードについて「適正価格で提供されなければならない」とした上で、市場のニーズを監視しているとしています。

すでにNVIDIAはネットブック向けに高いグラフィック性能を提供する「IONプラットフォーム」や、モバイル機器の性能を飛躍的に向上させる「Tegraプロセッサ」といった、これまでグラフィック性能が重視されなかった分野に注力した製品を手がけていることを考えると、外付けグラフィックボードの登場はあながちありえない話ではないのかもしれません。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log