試食

ミスドを超えたミスド「カフェ アンドナンド」1号店でプレミア感のあるドーナツを全種類制覇してみました~お持ち帰り編~


全メニューがミスタードーナツよりも値段が割と高めに設定されている「カフェ アンドナンド」1号店である渋谷公園通りショップに向かったものの、店内飲食のみで注文可能な6つのメニューを食べ終わればおそらく、いくらなんでもたった2人で店のドーナツ全種類制覇は無理だろうと判断、お持ち帰りすることにしてみんなで食べてみることにしました。

というわけで、「カフェ アンドナンド」のドーナツ全種類制覇の後編です。

試食レビューは以下から。
cafe andonand(カフェ アンドナンド)
http://www.andonand.jp/

これがお持ち帰り用の紙バッグ


いつものミスタードーナツとは違ったちょっと高級な雰囲気


箱も何だか細かくて細密な模様になっており、凝ってます。


そんなわけで全14種類をそれぞれ食べてみることに。


まずはグラニットシューのカラメルカスタードから。


カスタードたっぷり。


なんというか、どこかで食べたことのある味だよな~と思ったら、フロッキーシューと同じような食感と味わいでした。


生地にはホイップクリームとバニラビーンズを入れて、さらにカスタードクリームとカラメルソースをサンドしています。構造もフロッキーシューとよく似ています。


プレミアムドーナツのブルーベリーチーズ


北米欧州産のブルーベリーピューレを生地に練り込み、クリームチーズのフィリングをインし、ベリーグレーズをかけて仕上げています。もうとにかく徹頭徹尾、ベリーの味ががんがんに主張されており、ところどころその継ぎ目からクリームチーズがか細い声で何かつぶやいているといったレベル。はっきり言って、「ブルーベリードーナツ」です。


プレミアムドーナツのチョコクランベリー


ほろにがカカオと甘酸っぱいクランベリーを練り込み、チョコレートとドライクランベリーで仕上げているらしいのですが、このドライクランベリーとチョコの組み合わせが絶妙でグッド。「オトナ」な雰囲気の、ちょっとしゃれた感じの味わいになっており、「ふふ、お子様にはこの味の良さはわかるまい……」と言いたくなるような完成度でした。


プレミアムドーナツのメープルアーモンド


カナダ産メープルシロップのフィリングを入れ、メープル風味のグレーズとアーモンドをかけたもの。


もうとにかく甘い。中も外もとにかく甘い。甘いのが大好きな人はイイヤッホゥウ!!と叫びたくなるレベルなので、個人的には最優秀賞を上げたいのですが、一般受けはしないだろうなーという感じです。


プレミアムドーナツのリッチチョコレート


ガーナ産カカオを練り込んだ生地にチョコクリームをインし、クッキーとアーモンドを散りばめています。


見た目は何だかチョコのベタ甘い感じがしますが、どちらかというと大人好みな落ち着いた感じのちょっと高級チックな雰囲気のチョコ風味になっており、アーモンドがアクセントになっています。割とバランスの取れた秀作といった感じ。


クラシックチョコレートドーナツのショコラ


正統派のチョコドーナツをさらにチョコレートでコーティングしたものとなっており、生地は割とさっくりとした感じで、ナイフで切ると「スパッ」と切れる感じ。クラシックチョコレートドーナツシリーズはすべて非常にいい感じでキレイに切断が可能で、味も落ち着いたチョコの味がするように整えられていますが、悪く言うと特徴がない。


クラシックチョコレートドーナツのキャラメルアマンド


チョコレート生地に、濃厚なナッツ風味のキャラメルアーモンドのコーティングがしてあるのが特徴。はっきり言って、何がキャラメルなのかよくわかりませんでしたが、ナッツ&チョコの味ははっきりと伝わりました。まぁまぁの味わい。


クラシックチョコレートドーナツのカシス オランジュ


カカオ風味の生地にカシスオレンジのコーティングが施してあり、見た目の割にフルーティな感じでさっぱりとした感じもしますが、「カシス入りチョコ」みたいな印象も。気分的にさわやかチックなのを食べたいとき向け。


クラシックドーナツのメープル


カナダ産メープルシュガーのグレーズはコーヒーとも好相性とのことですが、単純にベタあまで、メープルの味よりも「砂糖」の味が強烈なので、コーヒーが欲しくなるという感じです。フライドポテトが塩辛いのでコーラがうまい、みたいなもの。メープルの味わいを楽しみたいのであれば、メープルアーモンドの方が断然オススメです。


クラシックドーナツのミックスベリー


ブルーベリーとストロベリーのグレーズがミックスされ、勝ったのはストロベリー。ブルーベリーはどこか遠くに流されて隔離されています。ストロベリー大好きという人向け。


クラシックドーナツのレモンティ


おそらくゴミみたいに見えている黒いのは紅茶の茶葉。それにレモンの風味が相まって、かなり強烈な「レモンティー」味になっています。同じような似た味が多い中でこのレモンティのインパクトは強烈であり、味もかなり美味しいのでオススメなのですが、ドリンクにコーヒー系を頼むと口の中で大変なことになります。というか、なりました。ぎゃー。


ソイドーナツの濃厚抹茶


大豆の生地に濃厚抹茶グレーズをぶっかけたというとんでもない一品。まず見た目の衝撃が大きく、味もこれまでの「誰だこの抹茶味を作ったのは!」というようなふぬけた抹茶味とは全く違い、実に濃厚。ですが、生地が大豆なので、食べている最中は抹茶であるにもかかわらず、食べ終わった後にやってくる後味が「何か緑色の青のりをいっぱいくっつけたおはぎ」になっており、「うわー、青のりの後味がするー、きゃーきゃー」と騒いだほど。入口は抹茶、出口は青のり、結果的に一番エキセントリックな味になっています。


ソイドーナツの塩バニラ。お持ち帰り時に濃厚抹茶の直撃を受け、なんだかカビが生えているかのようになっていますが、カビではなくてあれは濃厚抹茶の残がいです。


塩を効かせたバニラの香りのグレーズをかけているらしいのですが……正直、「……え?」となるような妙な塩味。塩をきかせすぎているのか、甘みのせいで余計に塩が強調されているのか、とにかく本来の塩の効能はおそらく甘みを引き立たせる役割だったはずなのですが、塩味がやたら強く、しかも甘さが後から際だつので、右フックと左フックを交互に食らっているような気分に。あまりおすすめできないかも……。


ソイドーナツのみたらし


醤油の香り高いみたらし風味のグレーズをかけただけのことはあり、どこからどう食べてもみたらし団子です。


実際にはこんな感じで一かけずつ食べていきました。


店内は他のミスドと同じような雰囲気の客層となっており、女性がかなり多め。自習している学生も散見され、「大人のミスド」というよりも「どこにでもある雰囲気のミスドだけどメニューはひと味チガウヨ」みたいな感じになっています。「ミスタードーナツが好きだけど、そろそろ飽きてきた」というようなミスドマスタークラスな人にはかなり向いているのではないのかな~と感じました。また、「ひと味違う、個性豊かなドーナツたち」とのことですが、確かに「かなり冒険的な価格と味だなぁ」というのがよくわかります。

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in 試食, Posted by darkhorse

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