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32インチの液晶テレビ、2010年1月から製造原価が上がる見通し


値下がりが続き、政府のエコポイント効果もあって8月には実質3万円台で購入できるようになるなど、値ごろ感の出てきた32インチの液晶テレビですが、来年1月から製造原価が上がる見通しであることが明らかになりました。

製造原価が上がると製品価格に影響することも十分に考えられるため、近いうちに液晶テレビの購入を考えている人は価格動向を注意深く見守っておくといいかもしれません。

詳細は以下から。
Prices for 32-inch LCD TV panels may rise in January 2010

この記事によると、32インチの液晶パネルの価格が2010年1月から値上がりする可能性があるそうです。


これは中国が1月に日本の年末商戦にあたる「春節(旧正月)」商戦を迎えるため、液晶テレビに対する需要が中国市場で急増することや、液晶パネルの原材料となるガラス基質の不足によるもの。なお、2010年1月から2月半ばにかけての中国での液晶テレビの販売台数は300万台に達するであろうと予測されています。

また、すでに一部の液晶パネル製造メーカーは1月に32インチ液晶パネルの価格を3~5ドル(約275円~約458円)引き上げることを液晶テレビメーカーや小売業者に対して要求しています。

最終的な製品単価にどれだけ影響するのかは未知数ですが、メーカー各社が液晶パネルの原価を引き上げるのであれば、日本のメーカーにも少なからず影響がありそうです。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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