Googleの独自OS「Google Chrome OS」を搭載したネットブックをAcerが業界に先駆けて発売する意向

11月20日にGoogleがパソコン向け独自OS「Google Chrome OS」の詳細を公開しましたが、実際にGoogle Chrome OSがプリインストールされたネットブックをAcerが業界に先駆けて発売する意向であることが明らかになりました。

すでに今年の中ごろから開発が始まっているとのことですが、具体的な発売時期はいったいどうなるのでしょうか。

詳細は以下から。
Acer to launch Chrome OS netbook in 2H10

この記事によると、ネットブック「Aspire One」などで知られるAcerがGoogleのパソコン向け独自OS「Google Chrome OS」を採用したネットブックを2010年の後半に発売する予定であることを市場関係者が明らかにしたそうです。

また、同社のCEO（最高経営責任者）であるJ.T. Wang氏はDIGITIMESによるインタビューの中で、「AcerがGoogle Chrome OSを採用したネットブックを業界に先駆けて発売すると確信している」という見通しを表明したとのこと。

すでにAcerはGoogleの携帯電話向けOS「Android」とマイクロソフトの「Windows 7」の両方をプリインストールした「Aspire One」を10月に発表しており、初めてAndroidをネットブックに採用したメーカーとなっています。

ちなみにAndroidを採用した「Aspire One」に対する需要は当初の予測よりも伸び悩んでいますが、マイクロソフト製以外のOSを採用したネットブックの開発について、Acerは依然として意欲的なままであるとされています。