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光ファイバー不要、既存の電話線や電力線で高速通信を実現する技術が開発される


電話線を利用した通信サービス「ADSL(非対称デジタル加入者線)」に取って代わる形で、光ファイバーを用いた高速通信が急速に普及を始めていますが、既存の電話線や電力線を利用して高速通信を実現する技術が開発されました。

また、ADSLはNTTの基地局からの距離が2キロメートルを上回ると通信速度が著しく低下するという問題がありましたが、長距離通信を可能にしており、光ファイバーを敷設できないところで活躍しそうな技術となっています。

詳細は以下から。
三菱電、OFDM型の通信技術を開発-既存線でIPネット:日刊工業新聞

日刊工業新聞社の報道によると、三菱電機は電話線や電力線といった既存のメタル線を活用して大容量の通信を可能にする技術を開発したそうです。

新たに開発された技術はADSLやPLC(電力線ネットワーク)などでも用いられているOFDM(直交周波数分割多重方式)を採用した専用のチップと組み込み型有線伝送モジュールを通信機器に組み込むことで、電話線や信号線で使う同軸ケーブルや電力線をそのまま利用して通信できるというもの。

これにより工場やトンネル、地下鉄といった無線ネットワークや光ファイバーが敷設しづらい場所でも、低コストで230Mbpsにおよぶ通信速度を実現できるとされているほか、通信容量を落とすと伝送距離を10キロメートルに延ばせるため、用途に応じて大容量データ転送と長距離通信のどちらかに特化したネットワークを構築できるとのこと。

気になる商品化の時期ですが、実証実験で信頼性などを確かめた上で早期の商品化を目指すとされています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log