取材

新宿歌舞伎町のド真ん中にある「ベストウェスタン新宿 アスティナホテル東京」に泊まってみた


東京での取材&某アニメの打ち上げに参加するためにどのホテルがいいかな~と調べた結果、この「ベストウェスタン新宿 アスティナホテル東京」がなかなかすごそうだったので一泊してみました。

新宿・歌舞伎町の中心に2008年3月にオープンしたばかりで、JR新宿駅徒歩8分という好立地なのですが、「お兄さん、どーっすか?」「いい子がいますよ、ダンナ」というような典型的客引きなどが山のようにいる歌舞伎町のド真ん中なので、いろいろな意味で勇気の試される場所でした。というか、あと10メートルほどでホテルだ!という直前になってからはほぼ1メートルおきに客引きがいて大変でした。

そんなわけなので、そういうのをものともしない人向けなのですが、実際に部屋はどんな感じなのか確かめてきました。ムービー&フォトレビューは以下から。
ベストウェスタン新宿アスティナホテル東京
http://www.bw-shinjuku.com/

住所は新宿区歌舞伎町1丁目2番9号。地図で見るとこのあたり、新宿区役所も近いです。

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建物の外観はこんな感じで、1階にコンビニがあり、非常に便利。ホテルの入り口自体は3階になり、エレベーターかエスカレーターで入り口まで行くことになります。

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というわけで、フロントは3階にあるのでこのまま上へ。


ここが入り口


フロントの様子。同じものがもうひとつこの左にあります。


今回は9階の部屋になりました。9階のエレベーターホール。


904号室へ


ここが904。今回利用したのは禁煙のスタンダードシングル、17.5平米、ダブルベッド幅140センチ、ネット接続無料、楽天ポイント10倍還元という期間限定プランで、1名1部屋1万600円。


スタンダードシングルの間取りなどはこのようになっており、かなり整然とした感じがします。


非接触式カードキーで解錠するので、かざすだけでOK。


カードキーはここにさせばOK。照明などが利用可能になります。


入り口から見た部屋の中はこんな感じ。シングルのレイアウトは確認した限りでは2パターンで、先ほどの見取り図と同じか、あるいはこの部屋のように左右が逆転したバージョンになっています。


ムービーでとりあえず部屋を一周してみましょう。

YouTube - ベストウェスタン新宿 アスティナホテル東京 01


入って右手側の壁はすべて鏡。デカい。


入って左手にはバスとトイレのドアが。


こういう位置関係


開けて入ってみます。ドアは曇りガラスタイプで、上と下に若干の隙間が換気用に空けられており、足下にタオルを敷いたままでも引っかからずに開け閉め可能。工夫のあとが窺える変わったドアです。


洗面部分


このタイプは見た目もカッコイイのですが、実際に使うとかなり使いやすい。


よくあるレイアウトになっています


足下には脱衣用のかごとドライヤー。


アメニティ各種


ウォシュレットのトイレ


そしてバスタブ


シャワー。なお、照明は間接照明型です。


こんな感じで手すりも付いてます


シャワーヘッドはソフト・ノーマル・マッサージの3段階に切り替え可能


シャワーを固定する部分は無段階で高さ調節可能なので、自分の背格好に適した位置に持ってくることができます。実はコレ、かなり便利です。


ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは据え置き型。個別包装型が好きな人にとってはアウトかも知れませんが、個人的にこのタイプは山ほど量が使えるのと、何回もシャワーが浴びられるので割と好きです。残量が見えるタイプになっているのも親切。


シャワーカーテン。よくあるビニールのごわごわとしたものではなく、薄地でもしっかりとしているタイプで、ちょっと高級感あり。


次はクローゼット部分。面積を最大限に利用するため、扉は思い切って取り払ってしまっているらしく、ドアはありません。こういう思い切りの良さがそこかしこに見え隠れしているのがこのホテルの特徴。


ハンガーは5つ、上には棚部分と照明あり。


ズボンプレッサーは標準装備。


スリッパなど。コンセントがくっついている謎の無線LANアクセスポイントみたいなものはインターホンの受信機です。


入り口近くにあるこのインターホンを押すとコンビニみたいな音で呼び出せます。


実際に押してみるとこんな感じの音がします。

YouTube - ベストウェスタン新宿 アスティナホテル東京 02


ミニ冷蔵庫の上には湯沸かし用のポットとコップなど。


最大600ccを沸かすことが可能。


コーヒー、煎茶、紅茶、砂糖などなど。


冷蔵庫はよくあるような自動的にぴったり閉まるタイプではなく、取っ手を引いてかちんと言う感じで閉めないと半開きになりやすいタイプ。ドアをバタンと閉めるタイプではないことに注意が必要で、そんなガンガンに冷えまくるタイプではありません。


中はこんな感じ。敷居を取るとペットボトルを立てて保存可能。ちなみにこの水のペットボトル1本は無料で付いてきました。


今度はベッドや机がある部屋へ移動。


このホテルの何がすごいかというと、この机やイス。完全に仕事ができるように作られており、リラックスするとかそういうあまっちょろい目的はどこにもありません。


高さ調節可能で肘掛け・キャスター付きのかなりがっちりした作りのイス。ベッドにあるクッションを敷き、ソファーにある丸いクッションを背当てにすればかなり快適です。作家などをこのホテルに缶詰にして仕事させるのが目的なのでしょうか……。


インターネットは無料で利用可能、最初からLANケーブルが刺さっていつでも利用できる状態。余計な手続きは必要なく、刺せばすぐに利用可能。コンセントも2つあります。というか、この部屋自体かなりコンセントがあちこちにあるので、ノートパソコン、携帯電話、デジカメなど各種持ち物全てを一度に充電可能なのはかなり良かったです。


テレビはシャープのAQUOS。


テレビの真下にある引き出し


さらにその下にも。机の上にある余計なパンフレットなどは全部まとめてここに放り込んで机の上のスペースを確保しておきました。


ソファー。やろうと思えばここで眠れそう。あの円柱型のクッションがもふもふです。


ソファーの後ろに荷物置き台がさりげなく隠れていました。


もうここまで来ると、なんでもあるという感じに。


ベッドの脇にある照明台


ガラステーブルになっています


目覚まし時計は青色LEDみたいな感じになっており、使いやすい。時刻も大幅にずれているということはありませんでした(ホテルによっては時計の時刻があり得ないぐらいずれている場合もあるので要注意)。


引き出しの中


金庫はここにあります


開けてみたところ。さすがにノートパソコンを入れられるような電源コンセント完備タイプではありませんが、必要十分です。


エアコンはセントラル方式ではなく、部屋ごとにコントロールする方式。右上の「運転/停止」を押せば動きます。


要するに普通のエアコン。しかし古いタイプのホテルだとこれが案外装備されていなくて困る場合があるので、部屋の温度が微調整可能というのはポイント高いです。


ベッドは幅140センチ


こうやって見るとわかりますが、割と天井まで高さがあります


枕は2種類+もう1種類。


パジャマっぽい何か。


ふわふわすぎず、かたすぎず、ちょうといい感じのスプリングっぷりでした。


こんな感じ


窓もあります


カーテンを開けると歌舞伎町が一望できます


ブラインドをするすると開けてみましょう


なんというか新宿という街を象徴する夜景


ホテルの目の前はこんな感じ


足下の道路は客引きだらけなので、耐性のない人にはオススメできませんが、価格と部屋の完成度から言うとかなりお得感は高い部類です。


ホテルから見える光景で一番不可思議だったのがコレ。超安全・超安心・超高速駐車場……。


総合的な評価としては、オープンが2008年3月ということでかなり新しいため、きれいさやサービスの品質などではこれまでに泊まったホテルの中でもトップクラス、この価格でこのクオリティは尋常ではないと言っても過言ではありませんでした。チェックアウト時間が標準で午前11時なので翌朝も割とゆっくりでき、騒々しい歌舞伎町のド真ん中だからこそ静音性も割と高い方で、音が気になって眠れないということはありませんでした。極端に巨大な音はさすがに聞こえるかな、という感じですが、隣の部屋の音などは全く聞こえないレベルなので問題ありません。机もイスもちゃんとしており、ただ眠るだけでなくホテルでちょっと仕事してから眠りたいという人には最適です。

残念な点があるとすれば、もうこのメリットとデメリットの両方を兼ね備えた立地環境ぐらいのもの。と言っても、無理矢理中に連れ込むような客引きはおらず、ただ声をかけてくるだけなので、「新橋」より量が多いだけと考えれば、まぁこんなものかという感じです。食事に関しても1階がコンビニなのでかなり便利。致命的欠点が立地以外は見あたらず、逆に言えばこの立地だからこそここまでサービスを徹底しているということなのかもしれません。新宿近辺に泊まる用事があり、この立地でも問題ないと考えるのであれば、価格以上のお得感はあるので、オススメです。

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in 取材,   動画, Posted by darkhorse

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