Wiiの値下げ効果は薄め？値下げしてから1ヶ月経過したPS3の週間販売台数を下回る

10月1日（木）から任天堂が据置型ゲーム機「Wii」の販売価格を従来の2万5000円から5000円値下げして2万円にしましたが、9月3日に値下げしてからわずか4日間で歴代最高となる15万台を売り上げたPS3ほど売り上げは伸びず、値下げから1ヶ月経過した新型PS3の週間販売台数を下回る結果となったことが明らかになりました。

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ゲームビジネスを中心としてリサーチやコンサルティングなどを手がけるメディアクリエイトの調査結果によると、Wiiの値下げが行われた10月1日（木）を含む週となる2009年9月28日～10月4日の1週間で販売されたWiiの販売台数は3万5392台だったそうです。また、同日に値下げされたPSPの販売台数は5万1215台だったとのこと。

これが2009年9月28日～10月4日の販売台数。1位はポケットモンスター最新作やイナズマイレブン最新作の効果もあって5万3293台を売り上げたニンテンドーDSiとなっています。ちなみに値下げから1ヶ月が経過したPS3の販売台数はWiiを上回る3万7538台に。

なお、WiiもPSPも前週と比較して3倍の台数を売り上げたものの、2009年の週間平均値と比較してそれぞれ1万台ほど上回る数値にとどまっており、新モデルや新色が登場した時ほどのインパクトは見られなかったとしています。

このような結果となった背景には、Wiiが国内でPS3の2倍以上にあたる800万台以上を売り上げているため、すでに行き渡っているということが挙げられるのかもしれません。