ハードウェア

東芝が世界で初めて「SDXCメモリカード」を発売へ、容量・転送速度ともに世界最高


現在主流となっているSDHCメモリカードの後継規格として、最大容量2TBで毎秒最大300MBの転送速度を実現した新規格「SDXCメモリカード」が1月に発表されましたが、ついに東芝が世界で初めて製品化しました。

現時点で世界最大となる64GBの容量を実現していると同時に世界最速の転送速度を実現しています。

詳細は以下から。
東芝:ニュースリリース (2009-08-04):世界初のSDXCメモリカードの発売について

このリリースによると、東芝はSDメモリカード規格Ver. 3.00に準拠した「SDXCメモリカード」を世界で初めて開発し、商品化するそうです。


商品化されるSDXCメモリカード「UHS104」は世界最大となる64GBの容量を実現しているほか、世界最速となる毎秒最大35MBの書き込み速度と毎秒最大60MBの読み込み速度を実現しているとのこと。なお、発売は2010年の春を予定。

また、「UHS104」と同じ転送速度を実現した32GBモデルと16GBモデルのSDHCメモリカードも2010年春に発売予定とされています。

これが発売される予定の3モデル


ちなみにSDXCメモリカードはファイルシステムに「exFAT」を採用しており、ファイルシステムに「FAT32」を採用している従来のSDおよびSDHCメモリカードに対応した機器では利用できないため、SDXCメモリカード対応機器で利用する必要があります。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Windows XPでも高速・大容量の新規格「SDXCメモリカード」が利用可能に - GIGAZINE

「USB3.0」に暗雲?対応マザーボードが突然販売中止に - GIGAZINE

世界最大となる256GBの超大容量を実現したUSBメモリが登場 - GIGAZINE

世界最大容量、1TBのノートパソコン向けHDDが発売へ - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.