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スペースデブリが空から民家に落ちてきた


スペースデブリとは宇宙ゴミとも呼ばれ、制御不能になった人工衛星や打ち上げ時に切り離された部分など、宇宙に放棄されたもの全般を示す言葉ですが、ロシア製ブースターロケットのスペースデブリが空から民家に落ちてきたそうです。ロシア宇宙庁は本当に現場に落ちてきたものなのか疑問を抱いているようですが、いつなんどき鉄の塊が空から落ちてくるかわからないと考えるとゾッとしてしまいます。

詳細は以下より。
Home hit by Russian space debris / MosNews.com

ロシア・アルタイ地方の村で住民から爆音が聞こえ何かが落ちてきたと通報があったそうです。レスキュー隊と消防隊が現場に駆けつけると、2階建てのアパートのそばに1メートル20センチほどの大きさの鉄塊が落ちていたとのこと。


その後の調査によると、この鉄のかたまりは現地時間5月7日22時37分にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたブースターロケットの一部であることが判明。幸いけが人も無く、落下したアパートにもそれほど大きな被害はなかったとのこと。

現場のアパートは事前に計算されたスペースデブリ降下位置から外れているため、ロシア宇宙庁は賠償金目的でほかの場所にあったこのスペースデブリを現場のアパートまで運んだのではないかと疑っているそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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