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東芝とパナソニックがDVDレコーダーの補償金を支払わない構え、権利者団体と対決へ


著作権保護のためにデジタル放送に対応したレコーダーには機器の価格に「私的録音録画補償金」が上乗せされることになっていますが、東芝とパナソニックが機器に上乗せせず、補償金を支払わない構えであることが明らかになりました。

どうやらこれによりメーカーと権利者団体が対決することになるようです。

詳細は以下の通り。
時事ドットコム:DVD補償金、上乗せせず=東芝、パナソニックの新レコーダー-文化庁問題視

時事通信社の報道によると、東芝とパナソニックがデジタル放送を受信できるDVDレコーダーの新機種の出荷価格に、著作権を保護するために権利者に分配される「補償金」を上乗せしていないことが明らかになったそうです。


2社は補償金を支払わない構えであり、「DVDレコーダーであればすべて課金対象である」とする文化庁は問題視しているとのこと。なお、家電業界は従来から補償金制度の縮小や廃止を主張しているため、他社が追随する可能性もあるとしています。

ちなみに今月22日から文化庁がBlu-rayディスクとその録画機器に対して著作権料が上乗せする法案を施行することを決定していますが、施行を前にしてメーカーがこのような行動に出るということは、将来的に補償金をめぐってメーカー各社と権利者団体、文化庁を交えた大規模な訴訟問題にまで発展する可能性もあるということなのでしょうか。今後の動向から目が離せません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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