携帯電話基地局の通信ケーブルが相次いで切断される事件が発生、NTTドコモやau、ソフトバンクモバイルが被害

今や日常生活に無くてはならない存在となっている携帯電話ですが、NTTドコモやau、ソフトバンクモバイルの基地局の通信ケーブルが相次いで切断される事件が発生していることが明らかになりました。

場合によっては生活に直接影響を与えかねない事件ですが、いったい何が起きているのでしょうか。

詳細は以下の通り。
asahi.com（朝日新聞社）：ソフトバンクも被害、携帯基地局のケーブル切断　神奈川 - 社会

朝日新聞社の報道によると、4月8日の午前3時20分ごろ、横浜市戸塚区にあるソフトバンクモバイルの携帯電話基地局のケーブルが6本切断されているのが見つかったそうです。

これは隣接する神奈川県藤沢市内で7日にNTTドコモとKDDIの基地局計3ヵ所のケーブルが切断されていたことを受けて警戒していた警察官が発見したもので、戸塚区では2008年2月にもケーブル9本が切断されていたことから、神奈川県警は同一犯の可能性もあるとみて器物損壊の疑いで関連を調べているとのこと。

なお、以下の時事通信社の報道によると、7日に発生したNTTドコモとKDDIの基地局計3ヵ所のケーブルが切断される事件では計50本のケーブルが切られたそうです。ちなみに気になる通話への影響ですが、藤沢市周辺で一時的に携帯電話がつながりにくくなった可能性があるものの、周辺基地局のバックアップ機能が働いたため、クレームなどは確認されていないとしています。

時事ドットコム：携帯基地局のケーブル切断相次ぐ＝藤沢市周辺で今年５件－神奈川

基地局はいずれも無人でフェンスに囲まれていますが、2009年2月にもKDDIの基地局で同様の被害が2件起きたそうです。いったいどのような理由からケーブルを切断するといった行動に及んだのでしょうか…。