中古携帯電話で突然通話できなくなる事態が発生、ソフトバンクモバイルを提訴へ


携帯電話端末の価格高騰を受けて注目を集めている中古携帯電話ですが、購入したユーザーがある日突然通話できなくなる事態に陥っていることが明らかになりました。また、この措置を受けて携帯電話の中古販売を行っている業者がソフトバンクモバイルを提訴したとのこと。

SIMカードを差し替えるだけで利用できることもあって、非常に便利な中古携帯電話ですが、思わぬ落とし穴があるようです。

詳細は以下の通り。
ソフトバンクモバイル、中古携帯に通話規制 業者が提訴へ (1/2ページ) - MSN産経ニュース

産経新聞社の報道によると、中古で購入したソフトバンクモバイルの携帯電話が突然通話できなくなる事態が相次いでいるそうです。

これは割賦販売で購入したものの、代金や通話料の支払いが滞っている端末や、携帯電話の販売代理店から盗まれた端末などを対象にしてソフトバンクモバイルが通話を規制する措置を取っていることによるもので、通話が規制された端末は電波状況を示すアンテナマークが通常とは違う赤色になり、電話の発信も受信もできなくなるとのこと。

そして大阪市の「eiYAAA」という会社が販売した中古携帯電話が突然通話不能になったというユーザーからのクレームが50件近く寄せられるなどしたため、通話規制によって所有権が侵害され、携帯電話端末の価値が損なわれたとして、近くソフトバンクモバイルを相手取って損害賠償請求訴訟を起こすとしています。

また、この規制の影響を受けて、ほとんどの業者がソフトバンクモバイルの中古端末の買い取り中止に踏み切ったとしており、この件に関してソフトバンクモバイルは「中古販売を認めていないわけではないが、中古携帯は安いかわりにリスクがあることを承知の上で購入してほしい」とした上で、不正取得端末の利用を制限することは3G契約の約款にも明記しており、問題はないと述べています。

ちなみにNTTドコモも同様の規制を行っていますが、中古携帯電話を利用しているユーザーが中古ショップなどから正規に購入したことを証明する書面を提出すれば、規制を解除しているほか、auは端末の変更にSIMカードの入れ替えだけでなく、代理店での登録が必要となっているため、同様の事例は発生していないそうです。

なお、GIGAZINE編集部で中古パソコンとアウトレット専門店「イオシス」の中古携帯電話販売部門「ケータイ@イオシス」に電話で取材したところ、同社でも同様のケースが3件発生しており、ソフトバンクモバイル端末の買い取りは中止していないものの、買い取り額を下げることにしているという回答がありました。

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