路上3Dトリックアート界に新たな巨匠あらわる
以前にもGIGAZINEではJulian Beever氏やFelice Varini氏などの路上トリックアートを紹介してきましたが、今回はここ数年、巨大でダイナミックな3Dアートで注目を集めているるドイツ人アーティストEdgar Mueller氏の作品をご紹介します。Mueller氏の作品の特徴はなんといってもそのスケール感。最大270平方メートルもの路面を使い、めまいを起こすようなスペクタクルを描き出しています。
詳細は以下から。Edgar Mueller - 3D Pavement Art
ミュラー氏の巨大ストリートペインティングの第一作が2007年夏にカナダ・サスカチュワン州のアートフェスティバルで描かれたこちら。「Turning Riverstreet into a River」と題してリバー通りをリバー(川)に変えてしまっています。
やはりいかだに乗ってみたくなるのが人情。
滝に落ちる寸前ですがまったく怖がっていません。
横から見るとこんな感じ。この作品は270平方メートルもあり、今までに描かれた路上3Dアートの中で世界最大だそうです。
立体的に見えるベストスポットには大勢の観客が。
続いてはドイツのGeldernで2008年8月9日から10日に開催された国際路上アートコンテストの30周年大会で描かれた作品。のどかな町並みに突然地割れが発生、まるで世界の終わりのような光景になっています。
映画のような救出劇。犬も取り残されてしまったようです。
これはCGで描かれたイメージ。ほぼこの通りに完成しています。
こちらがビューポイント。大盛況です。
最後は2008年8月21日から24日にアイルランドのDun Laoghaireで開催されたフェスティバルで描かれた「Ice Age」という、こちらも250平方メートルもある壮大な作品。助手5人とともに5日間かけて描きあげたそうです。
何もない空中を歩いているかのように見えます。
ビューポイント。
この作品のメイキング映像を以下から見ることができます。途中で雨が降ったり、なかなか大変だった模様です。
YouTube - The Crevasse - Making of 3D Street Art
「天気待ち」をするMueller氏。
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in Posted by darkhorse_log
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