アメリカで地上デジタル放送への完全移行が延期決定


景気の低迷などによって地上デジタル放送に対応した機器の普及が進まないことを受けて、2011年7月24日以降でもアナログ放送が受信可能になる措置が取られることを以前GIGAZINEでお伝えしましたが、地上デジタル放送への完全移行を来月に控えたアメリカで、完全移行が延期されることが明らかになりました。

やはり完全移行への道のりは遠く険しいものなのでしょうか。

詳細は以下の通り。
KSTP TV - Minneapolis and St. Paul - Senate approves delay of DTV conversion

この記事によると、アメリカの上院が地上デジタル放送への完全移行を4ヶ月延期することを承認したそうです。これを受けて2月17日に完全終了する予定だったアナログ放送は6月まで行われるようになるとのこと。

これはオバマ政権が田舎に住む人々や貧しい人々、少数のコミュニティに属する人々に対して地上デジタル放送に完全移行するための準備が十分に行われていないとしたためだとしています。

なお、アメリカは当初2006年末に地上デジタル放送への完全移行を予定していましたが、それから丸2年以上が経過した今でも移行がスムーズに進んでいないことを考えると、日本でも同様の事態に陥る可能性が無いとは言い切れないのかもしれません。

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