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老化現象を食い止める技術が研究中


年を取り老化現象が起きると、シワができたり体の至る所にガタが来てしまうものですが、そんな老化現象を食い止める研究が行われているそうです。ある2つのタンパク質が老化現象に大きく関係していることが分かったそうで、このタンパク質をうまく操作すればいつまでも若々しくいられるようになるかもしれません。

詳細は以下より。
Scientists identify chemical processes that lead to ageing - Telegraph

カリフォルニアのスタンフォード大学で老化に関する研究が行われており、そこでSIRT6という細胞の老化を防止するタンパク質と、NF Kappa Bという老化を進めるタンパク質が老化現象に関係しており、うまく操作すれば若々しいままでいられるかもしれないことが分かったようです。


そこでSIRT6の生成量を少なくした若いネズミとNF Kappa Bの量を制限した年老いたネズミで比較実験したところ、SIRT6が不足しているネズミは急速に老化し、4週間後には死んでしまったようです。一方、NF Kappa Bの生成をブロックしたネズミは老化しないで元気に生き残っていたとのこと。それどころか、NF Kappa B生成をブロックする前より若返っていたことが分かったそうです。この実験によりSIRT6がNF Kappa Bにブレーキをかけ、適切に年を取るように作用しているのではないかとスタンフォード大学のチャン博士は考えているそうです。

そうなると、単純にSIRT6の生成量を増やしてNF Kappa Bの生成を抑えればずっと若いままでいられるのではないかと思ってしまうのですが、詳しいことがまだ分かっていないため、技術が実用化されるまでにはまだまだ時間がかかるようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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