ハードウェア

2万円以下で長時間駆動を実現する低価格ミニノートが登場へ


以前GIGAZINEで約3万円のEeePCが登場したことをお伝えしましたが、なんと2万円以下で長時間駆動を実現した画期的な低価格ミニノートパソコンが登場することが明らかになりました。

低価格であるにもかかわらず、8.9インチの液晶画面を搭載するほか、実用性を損なわない処理速度を実現したCPUが搭載されるとのこと。

詳細は以下の通り。
Freescale Semiconductor targets the netbook market
Comprehensive solution based on ARM technology designed to enable low-power, gigahertz performance netbooks at sub-$200 price points


半導体などを手がけるフリースケール・セミコンダクタのリリースによると、200ドル(約1万8600円)のミニノートパソコンを実現するプラットフォームを開発したそうです。

これはARM Cortex-A8コアを統合した65nmプロセスで製造されている「i.MX515」と呼ばれるCPUや、CPUに内蔵された2Dおよび3Dグラフィックスに対応したビデオ出力チップセット、低コストのプリント基板などを統合したもので、非常に低い消費電力によって8時間の長時間駆動を実現しているほか、低発熱であるためヒートシンクやファンも不要。


さらに従来の低価格ノートパソコンと同じく8.9インチの液晶画面を搭載可能で、Adobe Flash Liteなどがインストールされているため、ブラウジングの快適性は損なわれないとのこと。

ちなみにOSにはUbuntuが採用されており、CPUは消費電力を抑えるために利用状況に応じて600MHz~1GHzまでクロック数が可変するタイプとなっているほか、メモリはDDR2およびMobile DDR1がサポートされています。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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