いまどきの老人は走り屋なのか?オービス設置後、スピード違反で逮捕される高齢者が激増


スピード違反といえば若者の方が多そうなイメージですが、スピードカメラ(自動速度違反取締装置、通称オービス)を設置して以来、60歳以上の高齢者の取り締まりが増えているそうです。一体どういうことなのでしょうか。

詳細は以下から。Why speed cameras hit over-60s hardest

イギリスで行われた調査の結果、10年ほど前にくらべ60歳以上のドライバーがスピード違反で捕まる割合は約6倍にも増えたことが明らかになりました。また、若者の方がスピードカメラの導入にうまく適応したことを示す結果も出たようです。若者の方が設置場所をネットで調べたりして対応しているということなのでしょうか。

この調査はイギリス運輸局の依頼でTransport Research Laboratory (TRL:運輸調査研究所)が行い、1997~1999年の三年間と2003~2005年の三年間のスピード違反による検挙者数を比較、分析したもの。その結果をまとめると、

・スピード違反で減点処分を受けた60歳以上の男性の人数は5.4倍に増加。

・60歳以上の女性では、もともとの人数が少ないものの、12倍に増加。

・25歳未満では18%しか増えていない。

・1997~1999年の期間では25歳未満の違反者数が60歳以上の違反者数の2倍以上。

・2003~2005年の期間では60歳以上の違反者数が25歳未満の違反者数の3倍近く。

・1997~1999年の期間で最も違反者数が多かったのは24~34歳の年齢層。

・2003~2005年の期間で最も違反者数が多かったのは45~59歳の年齢層。


これらの結果には、1997年には500台足らずだったスピードカメラの数が2005年には約5千台に増えたことが大きく影響しているようです。スピードカメラによる検挙数は1997年の33万7000件から、2004年には191万件のピークに達し、2006年には174万件に落ち着いたとのこと。

カメラでなく警官が取り締まりを行っていた時代には、高齢者は口頭での注意のみで見逃されることが多かったことが高齢者の違反者数増加の要因ではないかと分析されています。スピード違反をする高齢者が増えたのではなく、スピード違反をして捕まる高齢者が増えた、ということのようです。

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