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終わらない攻防、ついにニンテンドーDSi向けのマジコンが登場


今年7月29日に任天堂とソフトウェアメーカー54社が、ニンテンドーDSでダウンロードしたコピーソフトのプレイや、音楽・動画などのファイルを再生できるようになる「マジコン」と呼ばれる機器を輸入、販売している複数の業者に対して不正競争防止法に基づいた一斉提訴を行いましたが、ついに11月に登場した新型モデル「ニンテンドーDSi」に対応したマジコンが登場しました。

どうやらゲーム会社とマジコン製造業者の戦いは終わらないようです。

詳細は以下の通り。
Acekard | AK | AK+ | AK2 | AK RPG | NDS Flash Cart

このページによると、「Acekard 2i」と呼ばれるマジコンがニンテンドーDSiに対応したそうです。

これが起動画面です。


「Acekard 2i」はmicroSDカードにセーブデータを記録できるほか、自家製ソフトウェアを起動することや動画・音楽の再生、テキストファイルの閲覧などが可能となっており、4GBのmicroSDHCカードにも対応しているとのこと。

microSDカードスロットにアクセス可能となっています。


また、ゲーム上でチート行為を行えるようになっているほか、画面をiPhone風にできるスキンなどにも対応しており、中国語や英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語および日本語に対応しているとしています。

スキンはこんな感じ。


ゲーム会社がマジコン対策を施す度に、それを突破する業者が出てくるという、いたちごっこの図式が出来上がっていますが、ニンテンドーDSiは本体のアップデートに対応しているため、ゲーム会社側も従来よりも柔軟に対応できることになりそうですね。

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in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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