メモ

WHOによる2030年までの死亡原因予想


病気の研究を行う国連機関のWHO(世界保健機関)が、2030年までの死亡原因の移り変わりを世界各国の死亡届などのデータを元にはじき出しています。日本は先進7カ国で唯一AIDS患者が増えているそうですが、HIV/AIDSによる死者数は2012年がピークになると考えられているようです。

詳細は以下から。
Future Of Death: WHO Predicts How We Will Die in 2030

死因別の死者数の移り変わり。「がん」「虚血性心疾患」「脳血管疾患」「交通事故」の死者数は伸びていき、「急性呼吸器感染症(ARI)」「周産期の病気」「HIV/AIDS」「結核」「マラリア」は減少傾向になると予想されています。


所得別の死者数予測。高所得の国は自殺・殺人・戦争による死亡が少なく、低所得の国では感染症が多い。


2004年と2030年の障害調整生命年(病気などによって失われた余命)のランキング。2004年に1位だった下気道感染症による死者数は6位となり、単極性うつ病が1位となっています


また、日本では禁煙や分煙が進められていますが、世界的に低中所得層の喫煙者は増加して、心疾患・慢性閉塞性肺疾患・がんによる死は減らず、交通量の増加に伴い交通事故も増えると考えられているようです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「こんにゃく入りゼリー」よりものどに詰まって死亡した件数が多い危険な食べ物ベスト10 - GIGAZINE

現実にあった6つの奇妙な死因 - GIGAZINE

人類の2008年死亡原因予想リスト - GIGAZINE

地震・雷・火事・親父のうち一番死亡確率の高い物はどれか - GIGAZINE

映画に登場するひどい死に方 - GIGAZINE

アメリカでの銃の用途、1位はダントツで「自殺」 - GIGAZINE

8時間以上眠ると死のリスクが高まる - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.