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Intelが超ハイエンドSSDを発表、爆速な上に3年間絶え間なくデータを書き込み可能に


9月にIntelから毎秒最大250MBの読み込み速度を実現した爆速のSSDが登場しましたが、その性能をさらに強化したSSDが登場しました。

3年間絶え間なくデータを書き込み続けることが可能な耐久性や、消費電力などのコストを5倍以上低減することが実現できるとのこと。

詳細は以下の通り。
インテル、エンタープライズ用途向け高性能ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を出荷開始

このリリースによると、Intelは本日よりサーバーやワークステーション、ストレージ・システムなど向けの高性能SSD「X-25E Extreme SATA SSD」の出荷を開始したそうです。


「X-25E Extreme SATA SSD」は50nmプロセス技術で製造された、書き込み速度が速くて低消費電力、高耐久性を実現可能なシングル・レベル・セル(SLC)のNAND型フラッシュ・メモリーを搭載しており、HDDと比較して転送速度のボトルネックが大幅に改善されたほか、冷却や電力に関わるコストを削減することで、総保有コストを5倍以上低減することが可能とのこと。

なお、連続読込み速度は毎秒最大250MB、連続書込み速度が毎秒最大170MBとなっているほか、1日あたり3.7TBのデータを3年間、合計4PBのデータ書き込みが可能という高耐久性を実現しており、消費電力は2.4W。

ちなみに気になる価格は32GBモデルが1000個受注時で7万3600円で、2009年第1四半期には64GBモデルが登場するとしています。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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