iPhone 3Gの販売台数は実質「敗戦」状態か


7月11日にソフトバンクモバイルから発売されたAppleの携帯電話「iPhone 3G」ですが、フジサンケイビジネスアイの報道によると販売状況は実質「敗戦」状態で、「戦後処理も必要な段階」に差し掛かっているそうです。

鳴り物入りで登場した「iPhone 3G」ですが、実際どれだけ売れたのでしょうか。また、不振の理由についても紹介されています。

詳細は以下の通り。
FujiSankei Business i. 総合/【クローズアップ】どうなる スマートフォン戦線異常あり

この記事によると、「iPhone 3G」の販売台数について、Appleもソフトバンクモバイルも非公開としていますが、通信業界に詳しいアナリストは「20万台前後で止まっている感がある」と推測しているそうです。そして年内販売台数を控えめに35万台程度と見積もっていたものの、それにも及ばない情勢とのこと。

なお、アナリストは「iPhone 3G」の商戦を総括して「日本向けに手直しせず発売した点で市場を見誤っていた。一定のヒットはしたが、戦後処理も必要な段階だ」と述べた上で、すでに日本の携帯電話がインターネット閲覧機能や音楽再生機能を盛り込んでいたことから、欧米と比べて「iPhone 3G」の新規性が薄いことを指摘しています。

ちなみに全国の量販店の販売データを集計している「BCNランキング」の2008年8月26日~9月1日分の集計データを確認したところ、ソフトバンクモバイル端末の中では最も販売台数が多い「iPhone 3G」の16GBモデルが13位、8GBモデルは48位にランクインしており、ランキング1位でシェア4.6%を占めるNTTドコモの「P906i(6月1日発売)」や、4位で3.4%のシェアを占めるauの「W62SH(7月17日発売)」などに大きく遅れを取っています。

また、モバイルユーザーの最新利用動向などをリサーチするMMD研究所の調査結果によると、「iPhone 3G」ユーザーの7割が別途携帯電話を契約している「2台持ち」のユーザーであったとのことですが、やはり「iPhone 3G」を契約するとソフトバンクモバイルユーザーであってもメールアドレスが変わってしまうことなどが「iPhone 3G」に一本化する際のネックとなっているのでしょうか。

発売から半年も経てば「旧機種」扱いを受ける日本の携帯電話市場ですが、予想外に苦戦している「iPhone 3G」になんらかのテコ入れは行われるのでしょうか。今後の動向が気になります。

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