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ついに「光学迷彩」に使える不可視の新素材が登場へ


この新素材「Metamaterial(メタマテリアル)」は今週末にネイチャー誌で発表される予定で、光を違う方向に転送する(ねじ曲げる)ことによって、不可視にしてしまうというもの。既に可視光線を曲げるテストが行われており、冗談抜きで攻殻機動隊に出てきた周囲の風景と同一化して透明になる「光学迷彩」が実現する一歩手前まで来たようです。

詳細は以下から。
New Material Could Make Objects Invisible | LiveScience

この素材は可視光線に対して「負の屈折率」を持っており、「自然界において存在しない異常な光学的性質」を持っているとのこと。これによって電磁波の方向を変えることが可能になっているため、不可視にできるというわけ。


なお、今回の研究はカリフォルニア大学バークレー校の全国科学基金の研究所によって発表されるもの。Jason Valentine、Jie Yao、Xiang Zhangらが作成したものとなっており、「魚網構造」であり、「明白に負の屈折率を示す」としています。

実際にはどのようなものが完成するのでしょうかね……。

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in メモ, Posted by darkhorse

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