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LEDにさらなる技術的ブレイクスルー、より寿命が長く、値段は安く、そして消費電力がさらに低下


白熱電球は電気の90%を光ではなく熱として消費してしまうため非常に効率が悪く、LED照明などに注目が集まっているわけですが、パデュー大学によるとLEDについてさらなる技術的ブレイクスルーがあったとのこと。寿命が長く、値段は安く、そして消費電力がさらに低下するそうです。

詳細は以下から。
DailyTech - Breakthrough Allows LED Lighting to be Processed on Silicon at Great Savings

・消費電力の低下


消費電力は既存のものよりもさらに10%低下することに成功しているとのこと。例えばアメリカの場合、全発電量の3分の1が「光」を出すために使用されているので、もしすべての照明をこの新型LEDにすればかなりエネルギーが節約できるそうです。

・コストが安い


従来のLEDが高価な理由はLED光の光を放射する層が窒化ガリウム水晶であるということ。これを扱うためにさらに高価な部品が必要となるため、結果的にコストの上昇を招いていた、と。しかし新しいLEDはシリコンウエハーを使用するため、それほど高価なプロセスで製造しなくても良いので、従来よりはコストが削減されます。

・より長持ちする


シリコンウエハーにすることによってエネルギーが熱ではなく光になる割合が高まる、つまりエネルギーがムダになってしまう割合がさらに低減するため、使用することによる損害がさらに低くなり、寿命も延びるとのことです。

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in メモ, Posted by darkhorse

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