2007年に発見された新種の生き物の数々

アリゾナ州立大学が毎年、前年度に発見された生物の中から特に変わった生物のランキングを発表するのですが、今年も2007年度に発見された生物のランキングが発表されました。まだ発見されたばかりで、詳しいことはわかりませんが、どのようなものがランクインしたのか見ていきましょう。

詳細は以下より。International Institute for Species Exploration

1.Electrolux addisoni

南アフリカ東岸で発見されたエイの仲間。強力な電力を発するとのこと。

表面と裏面。

2.Gryposaurus monumentensis

アメリカで発見された7500万年前の恐竜の化石。グリポサウルスという草食恐竜の新種とされているようです。

3.Desmoxytes purpurosea

タイで発見されたピンクのヤスデ。一日中葉や地面でジッとしているようです。

4.Philautus maia

スリランカで発見された新種のカエル。このカエルに似ているカエルは既に絶滅しているとのこと。

5.Oxyuranus temporalis

オーストラリアで発見された、タイパンという蛇の新種。非常に毒性が強く、もっとも毒性の強い蛇の1つに数えられるほどのようです。

6.Styloctenium mindorensis

フィリピンのミンドロ島で発見された新種のコウモリ。森林伐採によって、すむところを追いやられているそうです。

7.Xerocomus silwoodensis

ロンドンにあるインペリアル・カレッジという国立大学で発見された新種のキノコ。ほかにもスペインやイタリアでも発見されたとのこと。

中はこんな感じ。

8.Malo kingi

Malo(別名：irukandji jellyfish)と呼ばれるクラゲの新種。発見者Robert King氏の名前にちなんで「Malo kingi」という名前になったとのこと。Robert King氏はMalo kingiに刺されて亡くなったそうです。

9.Megaceras briansaltini

ペルーで発見された珍しい形の角を持つカブトムシの仲間。

10.Tecticornia bibenda

西オーストラリアで発見された新種の植物。環境影響調査中に発見されたもののようです。

こんな感じで生えています。