メモ

まるでユニコーンのように一つの角を持った鹿が発見される


実在しない空想上の生物の中でも、額から突き出た一本の角が特徴的なユニコーンはかなりポピュラーな存在。紀元前に書かれた書物だとまるで実在する生物のように書かれており、中世まではその長い角に解毒作用があるとされて高値で取引されたそうです。

イタリアで、そのユニコーンと同じように一本の角を持った鹿が発見されたそうです。

詳細は以下の通り。
'Unicorn' deer is found in Italian nature preserve - Science - MSNBC.com

変わった角を持った鹿がいるのはイタリアの自然保護区内。頭からまるでユニコーンのように一本の角が生えていることから「ユニコーン」という愛称をつけられましたが、その正体は普通のノロジカ。フィレンツェ近くのプラトの町の研究センターで生まれたそうで、「ユニコーン」の兄弟は角が二本ありますが、「ユニコーン」は遺伝子に欠陥があるため角が一本で生まれてきたようです。

これがその「ユニコーン」と呼ばれているノロジカ。


「このユニコーンの誕生は、過去に同じようにちょっと例外的な動物がいたかもしれないということを示しています」とプラト自然科学センター長のGilberto Tozziさんは話しています。これまでにも角が一本の鹿はまれながら前例があるのですが、ちょうど頭の中央に生えているケースは特にまれ。ローマの動物園の科学ディレクターFulvio Fratecelliさんによれば「一般に、つのは真ん中じゃなくて頭の片側にあるんだ。「ユニコーン」はなにか複合的なケースみたいだ」とのこと。Fratecelliさんは、つのが中央にあるのは若いうちに何か外傷を負ったせいではないかと考えています。

はるか昔の人が、このように偶然頭の中央に角が一本だけ生えた鹿を見て「ユニコーンがいた!」と書き記したとしてもおかしくはないですね。

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in メモ, Posted by logc_nt

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