ハードウェア

256GBを超えるノートパソコン向けSSDが今年後半に登場へ


IntelとMicronが共同で新しい製造プロセスを採用したNAND型フラッシュメモリを開発しました。

このフラッシュメモリはSSDへの応用を念頭に置いて開発されており、ノートパソコンや音楽プレーヤー向けSSDで256GBを超える大容量を実現可能とのことで、今年後半に登場するそうです。

詳細は以下から。
Intel and Micron First to Deliver Sub-40 Nanometer NAND Flash Memory Device

このリリースによると、今回IntelとMicronが共同開発した新たなNAND型フラッシュメモリは、現在業界最小となる34nmの製造プロセス技術を採用しており、容量は32Gbit(8GB)となっているそうです。

これが34nmの製造プロセス技術を採用したNAND型フラッシュメモリのチップ。


そしてこのフラッシュメモリを用いることで、音楽プレーヤーなどに用いられている1.8インチサイズのHDDと同じサイズで256GB以上の大容量SSDを実現できるとしていることから、ノートパソコンなどに用いられている2.5インチのHDDと同じサイズのSSDの場合、さらに大容量を期待できるということのようです。なお、6月にサンプル出荷を予定しており、量産出荷は2008年後半を予定しています。

先日GIGAZINEでSamsungがノートパソコン向けに256GBの高速なSSDを年末に発売することをお伝えしましたが、どうやらほぼ同時期により大容量のSSDが登場するということになりそうですね。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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