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死亡したと思われていた女性、生命維持装置を外してから10分後に蘇生


ウエストバージニア州の病院で、心臓が3度停止し、脳波も17時間にわたって停止したために死亡したと思われていた女性が、生命維持装置を外されてから10分後に息を吹き返したそうです。何か後遺症でも残りそうなものですが、奇跡的になんの影響もなく、間もなく女性は完治するそうです。

詳細は以下の通り。
ABC News: Nearly Dead, Woman Comes Back to Life

Velma Thomasさんは心臓発作の兆候を感じたので、病院に救急車で搬送されました。彼女は心臓が3回停止し、脳波が17時間にわたって停止しました。医者はVelmaさんの命を助けるため、低体温症を発症させてまで体温を下げて脳に刺激を与えるなどありとあらゆる手を尽くしたのですが残念ながら蘇生には至りませんでした。Velmaさんの人工呼吸器は外され、家族はVelmaさんに別れをつげて葬式の準備をするために家に帰りました。


ところが、メディカルスタッフがVelmaさんの呼吸器を外してから10分後、看護師が管を取り除こうとしたときにVelmaさんが目ざめたそうです。最初に彼女の腕が動いたとき、みんなこれは反射か何かだと思ったそうですが、やがてVelmaさんは腕や足を動かし、せき込んでしゃべり始めたとのこと。

別れを告げたときは心拍がなかったから、もうダメかと思ったと息子のTimさんは語っています。Velmaさんは臓器提供を申し出ていたため、呼吸器が外されるのが遅かったそうで、ドナーカードを持っていたことが命を救う結果になったと考えられています。

医者はVelmaさんがほぼ死んだも同然の状態から蘇生したことをまさに奇跡だと言っています。

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in メモ, Posted by logc_nt

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