モバイル

携帯電話の「圏外」減少や通信速度向上などが実現へ


以前GIGAZINEで総務省が法改正することによって、携帯電話の圏外が無くなるかもしれないことをお伝えしましたが、いよいよ実現のめどが立ってきました。

「圏外」となるエリアが減少するだけでなく、通信速度の向上や新サービスの実現などの恩恵も期待できるようです。

詳細は以下から。
(PDFファイル)フェムトセル基地局の活用に向けた電波法及び電気通信事業法関係法令に関する取扱方針

このリリースによると、総務省は高層ビルや屋内、地下街などにある携帯電話の圏外エリアを減少させるために、家庭のブロードバンド回線などに接続して利用することができる「フェムトセル」方式を用いた小型基地局の運用を容易にする法改正を行うことを決めたそうです。


具体的なガイドラインの策定は今年の秋になる予定ですが、実現すると圏外エリアが減少するだけでなく、基地局あたりの収容人数が減らすことが可能になるため、通信速度が向上するなどのメリットや、フェムトセル基地局にデータ蓄積機能を付与することで、従来よりも多様なダウンロードサービスの提供などが期待されるとのこと。

基地局あたりの収容人数を減らせるようになるということは、ライブ会場やコミケ会場などの人が殺到して繋がりにくくなる場所でも、快適に携帯電話を利用できるようになるということなのでしょうか。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
NTTドコモが「新ドコモ宣言」を発表、ブランドロゴなども刷新へ - GIGAZINE

機種変更せずに携帯電話会社を乗り換えられるようになるかもしれません - GIGAZINE

第4世代携帯電話の規格策定が開始、通信速度は光ファイバー並に - GIGAZINE

次世代携帯電話、周波数割り当てで落選する会社も - GIGAZINE

総務省、携帯電話の料金プランを分かりやすくすることを決定 - GIGAZINE

携帯電話の不正契約が増加、携帯電話販売店が共謀も - GIGAZINE

水没した携帯電話を再び使えるようにする方法 - GIGAZINE

携帯電話を紛失したり、盗難に遭った時はどうすればいいのか - GIGAZINE

in メモ,   モバイル, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.