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無線LANで通信距離47.5kmのブロードバンド通信に成功、日本新記録達成


日本無線(JRC)が、無線LANを使った通信としては日本新記録にあたる、47.5kmの通信距離での通信に成功したそうです。

実験に用いたのは2.4GHz帯の無線LANで、一般家庭で使われているものとのこと。

詳細は以下から。
日本無線、無線LAN(WiFi)で通信距離47.5kmのブロードバンド通信に成功

このリリースによると、日本無線は2008年2月に2.4GHz帯を使った無線LANを使って、国内最長距離にあたる約47.5kmの無線LAN通信に成功したそうです。


これは総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度の支援を受けた鹿児島大学学術情報基盤センターと三島村、日本無線、指宿市教育委員会、NTT西日本の協力を受けて行ったもので、鹿児島県の指宿市と、東シナ海を隔てた鹿児島郡三島村の竹島間を実効速度8Mbpsで通信できたとのこと。

指宿市側の現場写真。


こちらは東シナ海を隔てた竹島側です。


実験結果を受けて、日本無線は家庭で広く用いられている2.4GHz帯の無線LANでも極めて長距離な通信が可能であることを実証できたとした上で、無線LANを離島や山岳部のディジタルデバイド解消のための経済的な無線回線としての利用に弾みが付くことが期待できるとしています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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