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ついに日立のHDD事業が黒字化、売却は回避か


以前からGIGAZINEで日立が赤字の続くHDD事業を売却するかもしれないことをお伝えしていますが、売却されない可能性が出てきました。

各社が不採算部門からの撤退、事業縮小に踏み切る中、日立もすでに家庭用パソコンの製造から撤退したほか、DVD-Rなどの記録メディア生産を終了していますが、黒字化したため売却されずに済むかもしれないようです。

詳細は以下から。
〔話題株〕日立<6501.T>:HDD事業で米ファンドとの出資交渉打ち切り | マネーニュース | 株式市場 | Reuters

この記事によると、日立は業績不振が続いていたHDD事業に関して、米投資ファンドのシルバーレイクから出資を受け入れる交渉を打ち切ったそうです。

これは2007年10月~12月期に四半期ベースとしては8期ぶりの営業黒字に転じるなど、業績が好転したことを受けて、日立内部の出資受け入れ交渉に反対する関係者の声が強まったためとのことで、業績改善基調の継続性に慎重な見方を取るシルバーレイクと意見が折り合わず、交渉が決裂したとしています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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