ファイル共有ソフトの転送を完全匿名化してしまう「BTGuard」

「BTGuard」の運営する匿名プロキシサーバを経由することによって、転送中の相手から自分のIPアドレスを隠すことができるという通信匿名化サービスです。このサービス提供元はアクセスログを一切記録せず、さらに転送量制限もなし。本来はBitTorrent用ですが、ほかのソフトでも設定次第では動作可能。

使い方などの詳細は以下から。
BTGuard - BitTorrent Anonymously
http://btguard.com/

サーバ自体はカナダに置いてあります。1ヶ月で750円の有料サービス（PayPalで支払い）ですが、1日だけ無料で体験することが可能で、以下のページから申込み可能です。

BTGuard - One Day Free Trial
http://btguard.com/trial.php

メールアドレスを入力し、表示されている文字列を入力後、「Register」をクリック

ユーザー名とパスワードが表示されます。設定方法は「Installation」をクリックすれば読むことが可能です

uTorrent、Azureus、BitCometの3種類のBitTorrentクライアントの設定方法が図解入りで説明されています。その他のソフトの場合は「Other」をクリックします。

こんな感じで表示されます。プロキシサーバの種類はSocks V5で、サーバはカナダにあるサーバ、ポート番号は80番。あとは割り当てられたIDとパスワードを使えば認証され、利用可能になります。

また、このサービスの開設者へのインタビューがTorrentFreakに掲載されており、それによるとこのサービスを設置した目的は、ネット上でのプライバシーを保護するため。現在はユーザーが殺到しているため、速度制限がされているようですが、一時的なユーザーの飽和状態が収まれば、速度などは元に戻るとのことです。