レビュー

かなり便利なウェブベースのタスク管理とToDoリスト「Tasks Jr.」


PHPとMySQLを使ったウェブベースのタスク管理とToDoリスト作成が可能になるスクリプトで、このバージョンをベースにして現在はマルチユーザー版などの商用バージョンが作成されているほどのクオリティです。かなり直感的で使いやすい操作が特徴で、日本語表示がデフォルトで可能、なおかつ日本語も問題なく入力できます。

かなり詳細な検索機能や期日の近いタスクをまとめて表示する機能、期日や進捗度、優先度に加えて親タスクとサブタスクというような階層化も可能。期日が来て削除したタスクについても履歴から確認可能になっているので、かなり優秀です。

ダウンロードとインストールは以下から。
Tasks Jr. | alexking.org
http://alexking.org/projects/tasks-jr

ダウンロードは以下から。

Download Tasks Jr.
http://kingdesign.net/download/

クリックしてダウンロードします


ダウンロードして解凍後、まずはデータベースの設定を行うために「database.php」をエディタで開きます。

$database->server → 接続する先のデータベースのIPアドレス/サーバ名を指定。通常は「localhost」でOK。
$database->database_name → データベース名を指定します
$database->table_name → データベースに作成するテーブル名を指定します
$database->username → データベースのユーザー名を指定
$database->password → データベースのパスワードを指定

また、日本語設定をするために「config.php」を開いて以下のようにします。

$custom->language → 「english」から「japanese」あるいは「japanese.shift_JIS.php」に変更。これがメイン画面での表示言語になります。
$custom->language_mobile → 「english」から「japanese」あるいは「japanese.shift_JIS.php」に変更。これがモバイル画面での表示言語になります。
$custom->tasks_URL → tasksをインストールしたディレクトリまでのアドレスを入力します。これはiCalendarのエクスポート時に使用されます。
$custom->home_sort_order → ホーム画面でのデフォルトの並び替え順。「title」だとタイトルの昇順、「title_rev」だとタイトルの降順、「priority」だと優先度高い順、「priority_ref」だと優先度の低い順、になります。
$custom->upcoming_days → 「期日の近いタスク」に表示される締め切りまでの日数。デフォルトだと残り7日になった時点で「期日の近いタスク」に放り込まれます。
$custom->date_format → 日付の表示。デフォルトは「m/d/y」、つまり「月/日/年」なので、ここは「y/m/d」にしておくとわかりやすい。区切りに使う記号は「/」「-」「.」の3種類。
$custom->date_picker_months → 新規タスク作成時の日付入力でカレンダーを使う際に何ヶ月分を表示するかを指定します。デフォルトだと3ヶ月分表示されます。
$custom->server_time_difference → サーバとローカルで時差がある場合にはここで指定します
$custom->show_deleted_in_history → 完了したり削除したタスクを「履歴」に表示するかどうかを指定します。「1」なら表示、「0」なら非表示です。
$custom->live_breadcrumbs → パンくずリストを表示するかどうかを指定します。いわゆる自分が今、ページのどこにいるかがわかるようになる機能です。
$custom->check_for_updates → アップデートチェックをするかどうかを指定します。が、このバージョンはもうバージョンアップ予定がないっぽいので、「0」にした方が軽快になります。
$custom->use_beta → アップデートチェック時にベータ版もチェックするかどうか。ここも「0」でかまいません。

また、PHP iCalendarによる「カレンダー」表示を使うには以下も設定します。

$custom->ical_URL → PHP iCalendarのディレクトリまでのアドレスを記入します

なお、定期的にタスクのリストを指定したメールアドレスに送信させることも可能で、その場合は以下の個所でメールアドレスを指定します。

$custom->email_reminders_to → タスクリストを送信するメールアドレスを指定する。複数メールアドレスを指定する場合にはコンマで区切る。

メールアドレスの指定後、「email_reminders.php」をCronなどで定期的にアクセスするようにすればOKです。

設定後、解凍したファイルをすべてアップロードし、install/index.phpにアクセスしてインストールします。

「Install Tasks Jr.」をクリック


「Success」と表示されればインストール成功


初期表示は大体こんな感じ、日本語も問題なく表示、入力ともに可能です


「新規タスク」をクリックするとこんな感じでタスク入力が可能になります。


日付はこのようなカレンダーで入力することも可能


「保存」をクリックするとこうなる


期日なども問題なく表示されます


削除した場合も履歴から確認可能、地味に便利


検索もちゃんと日本語が通ります


さらにこのように詳しい条件を指定して検索することもできます


期日の近いタスクもまとめて表示可能


さらに親タスクと子タスクというように階層化することも可能。


PHP iCalendarを使ったカレンダー表示も可能です


表示はこの4パターンで並び替え可能


リストから目的のタスクにショートカットで移動することも可能です


さらに、アクセスする際のアドレスを「index.php」から「mobile.php」にすればモバイル端末から見やすい表示にしてくれます。また、「ics.php」にアクセスすればiCalendar形式でダウンロード可能なので、AppleのiCalやMozilla Sunbirdなどでも読み込み可能となっています。

個人がローカルで使うことを前提に作られているので、ログイン認証とかそういったものは一切なし。ローカル環境にサーバを立てて使うとかなり便利なのですが、ネット経由で使う場合にはベーシック認証などを組み合わせて自分でセキュリティを確保する必要があるので要注意です。

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